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やりたいのに、なぜやらないのか

たしかにそれはやりたいことだと感じるのに、なかなか、やる気が高まらない。そんなとき、自己観察してみると、それをやることによる不利益があることに気づくことがあるでしょう。

心のエネルギーの水脈を捉え、自分軸を立てて、わくわくと活躍する人々と一緒にとても充実した毎日を送りたい。そう思っても、セミナーを開催しようという気があまり起こらない。自己観察してみると、積年の疲れを癒すために毎日12時間眠っている生活を維持できなくなる、また、勉強と読書の時間を確保できない日が出て来るといった、不利益が存在することに気づく。セミナーの開催日数を増やすと、現在の生活のコンフォート・ゾーンから出て行かなければならない。

十分な睡眠や勉強・読書といった現在のコンフォート・ゾーンと、わくわくと活躍する人々と充実した時間を過ごすという近未来のコンフォート・ゾーンの間には、活性化エネルギーの障壁があって、これを乗り越えないと新しい生活は始まらない。

どうしたらいいの?

作家の本田健さんは、お金が無くなったら運が上向いて行くとお話しです。お金が無くなると動かざるを得なくなるからです。活性化エネルギーの障壁を乗り越える、トンネルするなどして、新しい生活が始まる。

お金が無くなったら、喜びましょう、か。

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