予感(霊感)や直観を得るためには
ホリスティック医学のリーダーである帯津良一さんは、心のゴミを掃除して、生命エネルギーを高めておくことが大事だと言います。
(引用はじめ)
心の健康のバロメーターとなるのは、「予感」と「直観」です。予感や直観は、心を超えたいのちの世界からくるシグナル(信号)です。
いのちの世界のことを、私は「虚空」と呼んでいます。
予感は、虚空の大いなるいのちの海の中で生まれたものを脳細胞が感知し、直観は内なる生命場に生まれたものを脳細胞が感知するものなのではないでしょうか。
(帯津良一、心の掃除で病気は治る)
心のゴミとなっているものを捨てると、予感と直観が得られるようになると言うのです。ホ・オポノポノに取り組むヒューレンさんは、無意識の中にある記憶をクリーニングすることによりインスピレーションが得られると主張していましたね。帯津良一さんが言う予感は、ヒューレンさんが言うインスピレーションに対応するものでしょう。
また帯津さんは、直観をアンリ・ベルクソンの哲学的直観と説明しています。ここで、アンリ・ベルクソンの哲学的直観は、ユングの集合的無意識からの情報に基づいて形成されると言われています。一方、ヒューレンさんは、直観は無意識の中にある記憶によって形成されるとしています。したがって、帯津さんが言う直観はヒューレンさんが言う直観に対応するものでしょう。
心をクリーニングすることにより予感(霊感)が得られるという点と、直観は無意識の中にある情報から形成されるという点で、帯津さんとヒューレンさんの主張は一致しています。もっとも、直観について、帯津さんが積極的に評価をしているのに対して、ヒューレンさんの評価は消極的です。
意識の上でいくら考えても解が見つからないときは、霊感や直観が欲しい。日頃から心を綺麗にしておくと得られやすいと言うのですね。