デザイナーとして成長するためにやってきた5つのこと
ネタを募集したところ、一番投票数が多かった「デザイナーとして成長するためにやってきたこと」を自分の過去を振り返り5つにまとめてみました。
またそこそこ力つけたデザイナーが伸び悩むみたいな課題もリクエスト頂いたので、自分がやってきたことを踏まえ、なるべく参考になるように具体的なアクションもあわせて書いてみました。
(あまり参考にならなかったらごめんなさい)
デザイナーとして成長するためにやってきた5つのこと
1、 圧倒的な量をこなす
2、フィードバックと改善を繰り返す
3、論理的にデザインを考える
4、世界の優れたデザインから学ぶ
5、スキルを組み合わせる
1、 圧倒的な量をこなす
どんな仕事でもそうだと思いますが、
まず最初は圧倒的な量をこなすことが成長に必要な要素だと思います。
2、 フィードバックと改善を繰り返す
以前書いた記事にもフィードバックの大切さについて書きましたが、自分のデザインに対して、客観的かつ専門的なフィードバックをもらい、それを改善していくことが成長していくうえで必要なプロセスだと思います。
全ての仕事においてもいえるかもしれませんが、結局"trial and error"をどれだけ積み重ねて経験値を溜めていくかが、成長のベクトルを決めていくのかなと。
3、論理的にデザインを考える
デザイン全ての要素に対して、一つ一つ明確な理由や根拠を説明できるようにしておくこと。
・なぜその構成にしたのか?
・なぜそのイラストや写真を選定したのか?
・なぜそのアイコンにしたのか?
・なぜその余白にしたのか?
・なぜそのフォントを選んだのか?
・なぜその色にしたのか?
なんとなくこれが良いからとか、みんな同じようにやっているからで考えるのではなく、何故このデザインにしたのか?と論理的に考えるようにすることで、より説得力のあるデザインができるようになっていくと思います。
この図でいうと、半分を占める「思考力」こそ論理的にデザインを考える力だと考えています。
出典:https://twitter.com/akiyama_leaf/status/1222563658913333248?s=20
4、世界の優れたデザインから学ぶ
世界中の優れたデザインをトレースすることが、やっぱり王道な気がします。何故ならあらゆるテストをして改善を積み重ねていった結果として、今のようなデザインになっているケースが多いからです。
特にApple、Google、Facebookのサービス設計は非常に参考になります。
自分がデザインを担当するサービスに近い、一流のデザインを徹底的に真似しましょう。
ただし、真似するだけでは再現性がないので、なぜそのようなデザインになっているのか仮説を立ててみることをおすすめします。
またターゲットユーザーごとにデザインを変えていく必要があるので、あくまでユーザー視点は忘れずに。
5、スキルを組み合わせる
そこそこ力つけたデザイナーが伸び悩む課題にはずばりこれなんじゃないかなと思います。
藤原さんが言うところのキャリアの大三角形のイメージに近いですね。
自分が好きで得意なことで、100人に1人の人材をまずは目指していくと良いでしょう。
1番成長に必要なのはセルフイメージを高めること
とはいえ、セルフイメージを高めることが人が成長していくうえで最重要だと個人的には認識しています。
なぜならセルフイメージが低い人は、自分に自信を持てないため、何か新しいことにチャレンジしたり、行動することができないからです。
成長していくうえで、チャレンジすることが必要不可欠なのにも関わらず。
言い過ぎかもしれませんが、ロジックとしては、
となってしまうんじゃないかなあと。
実際に弊社の取り組みとして、インターン生に個人開業させたり、プロ意識を持ってもらうためにプロのデザイナーとして接したり、プロとして必要なマインドやコミュニケーションスキルなどを教育しています。
最後に
自分の過去を振り返ってみて、やってきたこと、意識してきたことをまとめてみました。
これからデザイナーを目指す方、デザイナーとして成長していきたい方の背中を押せるような内容になっていれば幸いです。
ぜひ自分の中の眠っている創造性を発揮して、自己実現を目指していきましょう!
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