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#4 回復までの道のり①

前回の続きです。

発症後どうなったのか

先ず、電車に乗ることが出来なくなり、
仕事に行くのが不可能でした
電車で通勤していたので。

それ以前に、もう、まともに生活するのすら
困難なレベル
でした。
パニック発作を起こして、慌てて
通っていたメンクリに予約して受診しましたが。

原因は、
「趣味をやり過ぎたせい」
「疲労の蓄積」
……って言われたんです。

ほんまかいな

でも、それまでに、実は軽度のパニック発作はありました。
自宅以外のエレベーターが駄目で。
閉鎖的空間だと感じた瞬間に逃げたくなるんです
音楽を聴きに音楽ホールに行ったものの、
発作が起きて、一曲終わるまで何とか耐えて
帰ったこともありました。

因みに、この時点で、
パニック障害と双極性障害に対する
治療薬を正しく処方されていれば、
あそこまで重く長期化はしなかったかもです……。
たらればですが。

主治医は、既に双極性障害と診断しているにも関わらず、
鬱病の薬を処方していたんです……。

あうち。

双極性障害は見分けの難しい病気と言われていますが、
別の病院で初回診察であっさり言われましたよ。
「美凪さん。それ、完全に双極性障害です」って。

さて話を戻して、重い鬱、希死念慮に悩まされて、
もう一日中寝たきりでした。
三ヶ月は続きましたね。

五ヶ月経った辺りからすこしずつ、
人間らしい生活を送れるようになってきたので。
で。
鬱病ってそんな、三ヶ月もすれば治るものだと思っていたし、
(この時点で双極性障害だとは知らない)
休職していた会社のほうからも、そろそろ復帰を……と
言われていたんです

働く……なんてハードルの高さ。

ただ、あまりに自分の症状が重たすぎる。
通院して薬を処方されているものの、違和感を覚えたわたしは
別のメンクリを受診しました。

で、双極性障害と宣告されました。

いや、それ聞いたとき、なんやそれ? 知らん病気やぞって感じで。
慌てて本屋で双極性障害の本を買いまくって調べて分かったことは。

双極性障害とは、治らない病気だと。
完治はしない。寛解はするが基本完全治癒はしないと
どの本にも書かれていて。
もう絶望しかありませんでした。アハハ。

※誤解なきよう、双極性障害についてまとめた記事リンクします。

その後無理に職場に復帰したものの、
結局トラブルやら発作が起こり、
また休職。
……で、最初の休職から八ヶ月経った頃。
会社の上司から電話があって。

いま、復帰出来ないのなら退職してください

退職勧奨をされてしまったのです……。

クビ~!?

続く。

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