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#11 【必読】Word小説執筆に便利なショートカットキーまとめ【小説家向け】

noteで文章を書くかたは
文章力が高い
ので、
小説執筆にチャレンジしてみるのも手です。

その際、ほとんどの出版社がWebで
「Word」「pdf」「txt」(テキストファイル)での
提出を求めます。
特に多いのがWord。

実際わたしもWordで小説を執筆する際に、
ショートカットをがしがし使います。
そこで、
現在小説家である&小説家志望の方向けに、
Wordで小説執筆がスピーディーに行く操作をまとめてみます。


■文字数カウント:Cntl+Shift+G。

公募や執筆依頼の場合は、400枚原稿用紙で何枚換算する場合が多いです。
が、おおまかに、文庫本一冊で長編ならおおよそ
TOTAL文字数10万字~16万字が目安となります。
原稿用紙の考え方に慣れると同時に文字数カウントする感覚にも慣れましょう。

空白はカウント入れるっぽいですね。

■Wordの最初に戻る:Cntl+Home

■Wordの末尾に行く:Cntl+End

■Wordの上のページに行く:Cntl+PgUp

(PgUpが□で囲われていたらファンクションキーの意味なので
「Cntl+PgUp+Fn」。Fn:ファンクションキーの意味。左下にある。

■Wordの下のページに行く:Cntl+PgDn

ファンクションキー要なら「Cntl+PgDn+Fn」
特に長編小説書くならWordは縦に長くなるのでさくさく移動しましょう。

■Wordであるページに飛ぶ:Cntl+G

  • ①飛びたいページ数を入れる

  • ②「ジャンプ」を押す。

Word60枚中の中盤ってどんなだっけ。クライマックス部分ちゃんと盛り上がってるっけ……確認する時に使います。

移動先は色々選べるけど小説なら「ページ」をよく使うかな。

■Wordで40文字×32行のフォーマット

自己責任でどうぞ。
美凪はWord使いですが、
行数文字数指定してもどうしてもうまくいかずWebで漁りました……。
ダウンロードしたらひな形としてPCやgoogleドライブ内に保存しておくと便利です。都度ダウンロードせずに済むので。

【解説】
40文字×32行の指定って時々公募に見られます。
例えば、25年1月10日締切の2025年ノベル大賞。出版社は集英社。レーベルは集英社オレンジ文庫。

Wordで40文字×32行で80~130枚というのは、
おおよそ、10万字前後。

正直、Wordに打ち込んでみないと分からない。
一行で1文字か、40文字かで全体の文字数は変わりますものね。

※美凪、最初この意味が分からず、
40文字×32行×80~40文字×32行×130枚:
102,400文字~163,800文字数が規定だと勘違いしていました。

実際Wordに打ち込んでみると、
ルビ振ると行は崩れるし、全然一ページ32行行かないんですよ。

Webで公開済みの作品、Wordだとこんな感じになりました。

でで。

■単語にルビを打つ方法

キャラクターが初めて登場する際は絶対。
読者が読み方に迷う漢字やアルファベットには必ずルビを振ります。

(読者視点であれっこれなんて読むん? なるのやじゃないですか。)
ルビの振り方は、
単語を選択してホーム→ルビの記号を押す→打つ、です。

でもいちいちクリックするのだるいよね。
ショートカット設定しましょう!!

■ルビ打ちのショートカットの設定方法

これ、いますぐ設定してください!! 格段に超楽になります!!
小説のWord→メニューバー「ファイル」
→画面が出たら左側の①「リボンのユーザー設定」
→②中央下部「ユーザ設定」

→③左の分類「「ホーム」タブ」
→④コマンド:スクロールして「FormatPhoneticGuide」選択
→⑤右下の割り当てるキー、で、実際にキーボードで「Cntl+R」を押す
→⑥左下の「割り当て」を押す。

④はスクロール大変。「f」と打てば探しやすい。

→⑦最初に出ていた画面に戻るので右下の「OK」を押せば完了。

これ、忘れずに。

そしたら使ってみましょう。
小説書いてるWord開く
→①ルビ打ちたい単語を選択

マウスでドラッグ。

→②設定したキー「Cntl+R」を押
→画面が出てくるので
→③「ルビ」の中にひらがなを打ち込みましょう
→プレビュー確かめて
→④「OK」

慣れれば、右上の「文字列全体」を押すと更に綺麗に出ます。

→完成!

じゃじゃーん。

せっかくなので傍点も設定しときましょう。

■Wordで強調文字に傍点打つショートカット設定方法

  • 傍点は二種類。「・」ドットと「’」カンマ。

  • なにか強調したいときに使います。

ミステリー小説好きなら絶対打ちたくなるよね

設定するには:小説のWord開く
→オプション→①リボンのユーザー設定→②ユーザー設定までさっきと一緒。覚えておきましょう。

→③左の分類「「すべてのコマンド」タブ」
→④コマンド:
「・」なら「dot」打って「dotaccent」選択
「´」なら「CommaAccent」選択
→⑤右下の割り当てるキー、で、
実際にキーボードで「・」→「Cntl+.」を押す
カンマ「’」→「Cntl+,」を押す
→⑥左下の「割り当て」を押す。

「・」の場合は「DotAccent」
カンマの場合は「CommaAccent」

→⑦最初に出ていた画面に戻るので右下の「OK」を押せば完了です!!
お疲れ様でした。

■傍点カンマ、・、とルビを組み合わせたらこんなんなるよー。

夫婦喧嘩……w

■検索:Cntl+F

■置換:Cntl+H

検索した文字を別の文字に置き換えたいときに使います。

検索だけのときは「検索する文字列」のみ入れればOK。
「すべて置換」が一番使う。

【例】
美凪は登場人物の名前に「寺垣」と「寺西」を混在させるミスをしました。
(ネットで散々突っ込まれております……w)
↑のルビ問題も含めて解決します。

こんな風に、キャラクターの誤字が残っているとします。

Cntl+H
→検索する文字列:寺西
→置換後の文字列:寺垣
→「すべて置換」
するとこんなメッセージが出ます。

ありがとWord☆

以上を踏まえたうえで応用編。

■キャラクター初回登場時一発目でちゃんとルビが降られているかを確認する

一旦検索や置換をした状態で以降の操作をしようとすると
左側に「ナビゲーションウィンドウ」というものが出ますが
考え方は同じです。
ナビゲーションウィンドウの欄に検索語入れてEnter押すと……

  • 黄色で「検索語」がハイライトされる

  • ②いまクリックしている場所の一番近くの「検索語」が、検索語TOTAL数中何件目なのかが表示されます。3/35件は、35件中いまクリックしているのが3件目という意味。

  • 上^を押せば上にある検索語に行けます。ぽちぽちっと。

  • 下▽を押せば下にある検索語に行けます。

この法則を利用して検索語1件目に行きましょう。

  • ③検索1/〇〇件であることを確認。

  • ①右のグレーで選択部分にルビが振ってあればOK。

  • ④ぽちぽち押して、不安なら検索で1番目以外にルビが振られていないかもチェックしときましょう。大事です。

つまらんミスは減らしたい。

■まとめ。特に公募応募する際にルビ打ちの重複や打ち忘れ等の凡ミスがあると勿体ないのでなくしましょう。

公募って勿論質を求められる世界ですが、つまらないミスはなくしたいですよね。
あと、ショートカットキー覚えると操作が断然早くなり、
小説をより効率的に書くことが出来ます!


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☆最後まで読んでくださりありがとうございます☆

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