#2 ロンドンで暮らしてみた感想〜学校編〜
フリーランスになって1週間後にロンドンに飛びました。その理由は3つあります。
①ロンドンに興味があって移住候補の上位だったこと
②なんとなく英語力を補完しておきたかったこと
③EU圏とは別カウントでビザが取れること
その中の②と③について簡単にご説明します。
ロンドンはアメリカやカナダと同様に英語留学にやってくる人がとても多いです。(特にヨーロッパ圏から)
そのため語学学校がたくさんあって、1週間の短期から数ヶ月の長期までプランも選べるほどあります。
あらかじめ語学学校を予約しておいて入学許可証(オンライン可)をもらえば、イミグレで6ヶ月の短期学生ビザが発行してもらえます(上記写真)
もともと日本のパスポートであれば6ヵ月未満の観光・仕事はビザ不要なのですが、私はそのままヨーロッパ圏をまわろうと思っていたので片道の航空券しか取っていませんでした。
そのため、
・学校からの入学許可証
・滞在資金の証明ができる銀行預金
この2点だけで入国するために語学学校を選択しました。学校に通う目的があるというのは不法滞在目的じゃないという一種の証明になりますから。
ついでに鈍った耳を英語に慣らそうという計画です。
この時はまだヨーロッパ=英語が通じるという感覚を持っていたので、フランスに行ってそれなりに苦労することになるとは思ってもみませんでした。通常ですと帰りの航空券がない場合は入国拒否されることもあるそうです。
ヨーロッパ(シェンゲン協定圏内)は日本のパスポートで90日までビザなしで滞在できますが、この90日間とイギリスの6ヶ月間は別カウント。この点もフリーランスになってから最初にロンドンに飛んだ理由でした。
また一度ヨーロッパ圏に入ってしまえばイミグレの通過は格段に楽になると見込んでいて、実際にその恩恵は身を以て体感しました。いまはブレグジットの影響で変わってしまったかもしれませんが、イギリス⇆フランス間をユーロスター(海峡トンネルを通る国際列車)で移動する場合、飛行機でアジアからくるよりもかなり簡単に通してくれます。
さて、そんな目的でロンドンに来て最初の1ヶ月は語学学校に通いながら過ごしました。
ガチガチに勉強したいというよりも「耳を英語に慣らしたい」「ついでに知り合いも作りたい」くらいの目的だったので、選んだ学校は1日4時間の授業で4週間 67,600円。
一緒に授業を受けたメンバーは10代後半が多く、イタリア・フランス・スペイン等のヨーロッパ出身、次いで南米出身が多くいました。20代だったのは私と韓国人のアジア系2人のみ。この韓国人の子とは仲良くなって滞在中何度か一緒に遊びにいくようになります。
少人数制クラスには本格的に勉強しにきた40〜50代の方もいて、本気度=金額=年齢は比例していました。
授業内容は先生によって当たり外れあり。教科書どおりの日本的な授業をする先生もいればゲーム感覚で学ばせてくれる先生もいて、もちろん後者の方がクラスメイトからの評判もよかったです。
語学学校あるあるですが、生徒同士のパーティーや近郊の街へのバスツアーなども開かれていました。私はビザ目的の方が大きかったのでほぼ行きませんでしたが、車をもっていない観光目的の人なら「語学学校に行ったついでに遊ぶ」は、知り合いもできて運転の心配もいらないのですごくおすすめです。
ただ正直にいえば、その後2ヶ月普通にロンドンで暮らしていた期間の方が圧倒的に楽しかったです。
語学学校は世界中から勉強や観光、見聞を広めるための人々が集まるので、あくまでロンドンの中の非日常。日本で日本語の勉強をしたくて学校に行ったアジア圏の人が、似たような境遇のアジア圏の人としか知り合えないのによく似ています。
またロンドンにくる外国人は、ほぼ全員といっていいほど夢や目標をもっている人ばかり。そんな人々のなかで暮らすのはやはり日常生活とは違うなと感じました。
ロンドンで会った人々編につづく
関連リンク
☑︎1ヶ月いくら?ロンドンで暮らすのにかかった費用を全部公開します【デジタルノマド・家計簿】
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数ヶ月ずつ滞在して「どの国に住みたいか」を考える自由研究をしているフリーランスの考察・感想です。このnoteは移住計画の頭の中を綴っています。よろしくお願いします。