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【第12話】自己受容とは何か

僕の提供したい価値「自己受容」についてお伝えします!


1.自己受容とは

僕の考える定義は、

自分の良いところも、悪いところも全て受け入れる

です。

言葉の説明は簡単ですが、
できていない人が多いのではないでしょうか。

前向きに努力して変わっていくことを否定するのでありません。

自分のダメな部分のせいで、
自分を攻撃して傷つけるのではなく、
まずは寄り添ってあげて、
次にこれからどうするか考えてあげる。

自分にとっての良き友人になってあげるようなものです。

友人が何かに失敗して辛いとき、どんな言葉をかけますか?
どう接しますか?

では、自分が同じように、辛い経験をしたとき、
どう接していますか?

その違いを考えてみると、わかりやすいかもしれません。

例えば、友達が恋人にフラれたとき、
「あなたは、太ってて、顔もブサイクで、金遣いが荒くて、
 性格も良くない。フラれて当然だよ。これからもずっと
 恋人なんてできないから、期待するだけ無駄!」
って言いますか?

まさか、言わないですよね。
でも、自分には簡単に言えてしまう。

そんな思考の癖を少しずつほぐして、変えていきましょう。

2.自己受容と僕の過去

カミングアウトすると、、、
僕は、小学生~中学生のころまで、ずっと自分が大嫌いでした。

表面上は、
いろいろなことにポジティブに挑戦して成功しているように
見栄を張っていましたが。

常に独りぼっちに感じて、
勉強もスポーツも人間関係も
全てにおいて、誰かに負けている。

自分の部屋で、自分の頭を拳で殴りながら、
お前なんて死んでしまえ。消えてしまえ。
 生きている価値なんてない。

そう言いながら泣いたことが、何度もあります。

今考えると、だいぶヤバい奴ですね(笑)
(今だから笑えますが・・・。)

よくそんな精神状態で生きていたなと。
頑張った自分を褒めたいです。

ただ、その一方で、
「それは間違った考え方だよ。」
そう伝えてあげたい。
(今、同じように感じている人がいるなら、今すぐ伝えたい!)

そんな僕は、高校で弓道に出会って、
努力が報われたり、親友と呼べる友達ができたりして、
自分って、生きてていいんだ。
 自分にもできることがあるんだ。

と少し感じるようになりました。
こうしてたまたま、自分を受け入れる素地ができていきました。

この、たまたまがなければ、本当に死んでいたかもしれません。

その後、弓道における精神性(「射は仁の道なり」)に気付き、
ありのままの自分と向き合う、自分を知ることができ、
自分を受け入れて、他人を思いやる心を学びました。

そうして、瞑想などにも興味を持って、今日に至ります。

3.自己受容の勘違い

よく勘違いされますが、

自己受容は自尊心やポジティブとは違います。

自尊心との違い

自尊心は物事がうまくいっているときは友人でいてくれますが
ダメな自分に対しては敵になります。

攻撃するか、無視するか。
どちらにしても良い影響はありません。

ポジティブとの違い

ポジティブに考えることは悪いことではありませんが、
全てを楽観的に捉えていては、前進や変化はありません。

自分の嫌なところも「まあいっか」でスルーしてしまいます。

自己受容できれば、
「今はこれでいい。でも、こうなりたい。
 じゃあどういうふうに行動しようか。」
と、自分のコーチになるように、道筋を立ててあげられます。


4.自己受容の入り口

じゃあ実際に、どうやって自己受容をしていきましょうか・・・。

ここで、「セルフ・コンパッション」です。

このお話は次回に・・・。

次回予告

【第13話】「セルフ・コンパッション」って知っていますか?

カタカナの言葉って、あやしくて、スピリチュアルな感じが
しませんか?

僕は非科学的なことが苦手なので、
以前までは、この「セルフコンパッション」も懐疑的でした。

ですが、実は、科学的な根拠のある考え方やワークなんです!


お礼

今回も読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。
これからもよろしくお願いいたします!

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