ふと読んだ本の中で
最近双極性障害の本を雑読している。
というのも単に薬についての知識を得たかったのだが、知人にいい本を教わりこれはクリアーできた。
まあKindle Unlimitedも活用しようと続けて雑読していたら面白いなと言う本に巡り会った。
それは双極性障害当事者の方が書かれた本である。
この方が言ってたことで面白いと思ったののひとつに、双極性障害の患者は芸術的才能があるというもの。
例えば過去の偉人で言うと大宰治、ピカソ、ゴッホetc、美術的才能や文学的才能に長けた人が多いというのである。
この方は「双極性障害を持つ私たちには人には言えない(伝えられない)思考や気持ちがあり、それを発散させる為にブログを書くなどがとても有効的」と書いている。
そういえば私は昔から「書く」ことが好きだった。
特に手紙を書くのが大好きで、小学生の頃から文通なるものをしていた。
今では考えられないが、少女漫画雑誌のページの端っこに住所と名前を載せるところがあり、簡単に手紙が書けたのだ。
読書感想文なども好きで(これは半分親に認められたいがために書いたりもしたが)原稿用紙の文字制限に悩まされたりもよくあった。
事情があってあまりたくさんの手紙を書けなくなり、頻度はかなり減ってしまったのだが、最近つくづく思うのは「自分の中でモヤモヤした気持ちが増殖して来てる」ということだった。
手紙が私の中でものすごく大きな役割を果たしていたのだ。
だからこそその著者の言うことが身に染みて分かる。
わたしがnoteを始めたのもいいきっかけなのではと思う。
私にしか分からないことを私なりに書くだけでいいではないか。
こうして思いつくままに書いている文章を読んでくださっている方がいるというのもすごいこと。
その本を読んだのはすごくタイミングが良かったと思う。
でも、なかなか文章を思いつかないからマメに更新は無理かも。
これもまたゆるゆると気の向いた時にでもいいかな。