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ブックカバーや栞。本にまつわる素敵なモノ

本が好き。本をゆっくり読める環境が自分にとって最良の場所だ。そして本を読む時間の余裕があるのはとても幸せである。

今はスマホやパソコンで読む電子書籍も増えている。自分も一度試した事があるけど、何となくしっくり来なかった。結局電子書籍で読んだのは1冊、お試し版だけだったかなぁ。

そんな感じなので、バッグの中にはほぼ必ず文庫か新書が入っている。ちょっと時間の空いている時には手に取って読む。活字を追うこと、紙のページをめくることが気持ちを落ち着かせる事につながる気がしている。

右側の2冊が端切れを使った手作り。アジアの手織り布

本の表紙は色々だけど、持ち歩いてそのまま美しかったり、自分が好きなデザインだったりって事はそんなにはない。

一時期、ブックカバーを自作していた事があった。そんなに凝ったものではなかったが、多少なりとも自分の好みに近づけるのは嬉しい。身の回りのモノは出来るだけ自分好みでまとめたい。ブックカバーは本の保護にもなる。

今は100円ショップなんかでも魅力のある紙質でちょっと持って歩きたい柄の紙が多数売っている。その中から選んで本のサイズに合わせて折ってカバーにするだけでも特別感がある。本がそれだけで自分好みの持ち物のひとつになるのよ。これがちょっと嬉しい♬

左2冊は手作り。右端は購入したもの

お裁縫で使った後の端切れをブックカバーに使うのも面白い。アジアの手織り布などは布端でさえもニュアンスがあってステキ。

そして栞。読みさしの本に挟んで使うので読書には必携の友なのだけど、今の本は栞が付いているものは少ない。付いていてもそのまま使う気になれないデザインだったり。私なんかはとっさにレシートを挟んで代用したりする。これでは優雅に読書を楽しむ雰囲気じゃないよねぇ。

DMハガキを縦に切ったり、手触りとデザインが好きな紙に紐を付けたり
松島の「アルバート」ってカフェではオリジナルの栞があるのだけれど、
どの本に挟んだか探したけど見つからない

ちょっと気の利いたデザインのDMのハガキを半分に切って、栞として代用する。綺麗な色のパンフレットを利用して作ったりもする。活字を追う視界にちらっと入るだけで違うのよ。

ブックカフェをうたっているお店では、オリジナルのブックカバーや栞を作っているお店もある。気の利いたものも多いので、そんな時は遠慮なくいただいて来る。ニュアンスのある未ざらしの紙に印刷されたコーヒー豆のイラストが可愛いです。

駅前の人気カフェ「青山文庫」のオリジナル。右は和紙に和菓子店の掛け紙を合わせた自作

最近買った本。タイトルもちょっとショッキングだしこのまま持ち歩くのはどうも……。で即席で作ったカバー。100円ショップの紙に小物を作った残りの端切れを足しただけ。両面テープで貼り付けました。

新書サイズ。持ち歩くのはいいけどタイトルも表紙デザインもこのままでは……。
裏に両面テープで貼っただけです。
生地が少し可愛らしすぎた?ような💦

ちょっとした工夫と手を動かしただけで、ありふれたものが自分だけのお気に入りになる。文庫本の表紙では岩波文庫のデザインがお気に入りです。これはカバーなしで持ち歩きたいな。

葡萄の蔦をデザインした表紙。昔から変わらないデザイン

本の手触りや匂い。ページをめくる時の感触。活字の配分や大きさ。ページの中に印刷されている挿絵。何だかそれら全てが愛おしい。古本屋独特のにおいも好きです。


本のない毎日など考えられないです。



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櫻井みけ子久美
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