夏の太陽、夏の月 130 トラウマ
ゴジラ対キングコング
特撮好きで、いよいよ7月1日(金曜日)に延期になったハリウッド版「ゴジラ対キングコング」が上映されるそうでさっそく観に行きたいと思っています。大好きなメカゴジラも出て来そうで。
緊急事態宣言もありエヴァ以来映画館に行ってないので久々です。もっと映画を観ようと思っていたのですがこのコロナ禍では仕方がないです。
進撃の巨人が最終巻を迎えたので、元ネタの2作を観ました。小学校の時テレビで観たのですがとにかく怖かった。私のトラウマです。
フランケンシュタイン対地底怪獣・バラゴン
両作品ともネタバレになるので詳しくは書きませんがラストは唐突です。フランケンシュタイン対地底怪獣・バラゴンの方は導入部分で反核反戦をうたっており考えさせられます。特に広島原爆の被害者の余命いくばくのない少女はハッとするぐらい浴衣美女です。少女は死期が近い事が分かっていて主人公のアメリカ人博士へのプレゼントが涙を誘います。昭和40年前半なので戦争の傷跡がいまだ残っているのと進歩的で自由な若者の対比が上手く表現されています。
差別、迫害を受けるフランケンシュタインに同情してしまいます。基本ホラー・恐怖系は苦手で手首の動くシーンは何回観ても本当に気持ち悪いです。
醜いフランケンシュタインが恐くも不気味でそして切ない、見かけで判断してはいけない典型です。フランケンシュタインは第二次世界大戦末期にドイツが開発した不死身の兵士で、ナウシカの巨神兵のような感じです。戦争は人間を狂わしますね。
サンダ対ガイラ
昔話の海彦山彦をモチーフにしており、進撃の巨人テイストはこちらの方があります。
特にガイラは人を喰ったりいろんなところから覗いたりするのがまさしく無垢の巨人ですね。トラウマになります。スーツアクターも頑張っており素早い動きがとにかく怖い。ノッシノッシと歩く怪獣と違い飛びかかってくる感じでちっぽけな人間が逃げようにない恐怖です。四つ足のバラゴンも飛びかかってくる感じですね。
また両作品のヒロインでもある水野久美が妖艶でとても美しい。自衛隊も戦車、ヘリコプター、新兵器のパラボラ・L作戦メーサー殺獣車を使って頑張ってます。
興味のある方は動画配信していますので観ていただけたら。90分程なので大人になった今では気楽に観えますね。もうトラウマにはならないと思います。
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