SaaSやD2Cは、ウソをなくし本物の価値をユーザーに届ける
僕は、SaaSやD2Cといったビジネスがめちゃめちゃ面白くて大好きだ。なぜなら、そのビジネスを提供しユーザーのライフスタイルやビジネスを変革し、豊かな社会が実現できることにすごくワクワクするからだ。
SaaS, D2Cとは
SaaSやD2Cについては詳しく調べれば色々と出てくるの説明は簡単に。
SaaS•••「Software as a Service」の頭文字を取った略語。クラウド上に作られたアプリケーションやサービスを、インターネットを通じて利用する形態のこと。B2Bプロダクト。
ex. salesforce(CRM), sansan(名刺管理), Adobe(creative software), Shopify(EC)など
D2C•••「Direct to Consumer」の略語。自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法。現在は、DNVB(Digitaly Native Vertical Brand)といった解釈に変わりつつある。B2Cプロダクト。
ex. Warby Parker(eyewear), allbirds(shoes), Away(travel), Casper(bedding), FBRIC TOKYO(fashion)など
SaaS, D2Cの共通点
これら2つのビジネスモデルは、「顧客」を中心にビジネスをしているという点で共通している。
SaaSであれば、そのビジネスにおいて重要な指標のうちにLTVというものがある。
LTV•••「Life Time Value」(顧客生涯価値)の略。あるユーザーからその生涯にわたって得られる利益のこと。
SaaSでは、この指標を高めることが大切であり、それはユーザーがその製品を解約せずにどれだけ使い続けるかというものである。
言い換えると、ユーザーに一生自社製品を使い続けてもらうということである。
これを実現する為には、顧客満足度を高めなければならない。これを高めるには、その名の通り「顧客の満足度を高める」というであり、ユーザーの不満を取り除きユーザーの成功や成長を実現しなければならない。
いわゆるCXと言われるものだ。
CX•••「Custemer Experience」の略。物質的な価値だけでなく、「感情」などの精神的な価値を提供すること。
CXが低ければ、解約そして他社への乗り換えになってしまう。CXを向上させLTVを高めるには、顧客の成功や成長の為に企業のあらゆるリソースを注がなければならない。
例えば、その製品が企業の活動を成長させるモノかと言うことやアフターフォローの充実さ、UI/UXが優れており直感的で使いやすいモノかなどが挙げられる。
これら全ての施策は、顧客中心で展開されており、顧客が最も必要とするものを最速で提供しなければならないのだ。
では、D2Cではどうか。
D2CもSaaSと同様、LTVという指標は大切でありその向上にCXが必要である。顧客の不満や不安を取り除き顧客の成功や豊かなライフスタイルを実現させる。
万が一これが出来なければ、購入には至らないし、またそのブランドの製品をリピートはしない。
CXを高める為には、カスタマージャーニーといったものも重要である。(これは、SaaSも同様)
Consumer Journey•••顧客の行動や思考、感情の変化を時間軸に添って記載し、商品やサービス購入のプロセスと意思決定までのストーリーを「見える化」する手法。
検索から購入、アフターフォローまでのカスタマーが取る行動全てに触れCXを高める施策を打つ。
例えば、箱のデザインやunboxing experience、 親切なメールマーケティング(購入に至らなくてもありがとうと伝えるとか)、ブランドの世界観を伝えるSNS施策など
顧客との関わりは無限大にある。(人の可能性)
以上の様に、SaaSとD2Cはあらゆる点で共通点がある。ここでは、データ活用の話はしないが、SaaS,D2Cビジネスをする上でかなり重要なものである。
ウソをなくし、本物の価値を提供する
こういった圧倒的に「顧客中心」のビジネスのため、顧客の成功がその企業の成長にも繋がる。
顧客の成長のため、全力で行動しなければならない。
You first, Me second だ
その過程において、自分の利益を優先した行動や質の悪いCXをした場合、たちまち顧客は逃げてしまう。
そのプロダクトの価値、本物の価値を真摯に伝える。実現できるものにはできる、できないものにはできないと。
そして、顧客の課題解決や成功の為、顧客に寄り添いその解決方法を共に考え、提供し共に成長していく。
中途半端な行動や下手な行動はできない。
SaaS, D2Cは、ウソをなくし、本物の価値をユーザーに届ける。それにより、ユーザーのライフスタイルを変革しそして豊かにすることができる。
素敵なビジネスだ。だから、僕は大好きだ。
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