歯科治療、最後は医師の人柄
あと半年で古希、「古来、稀なり」、そういう状況である。
若くはないのは勿論、現在、古希は、わんさかいっぱいいる。
みんな本当は、年とることに迷っている。
若い時、年なんて取りたくない、元気ならともかく、その程度しか考えず、年とってしまった。
少子高齢化、どこを見ても、年寄りばかり。子供は、子育支援とか、行政も大きく支援の力を入れている。建前上、高齢者支援も、力を入れて支援してくれる行政を担当する職員一人ひとり、いつかは、元気なら自分も年寄りなることを自覚している。
年取らずとも、生きている以上、どっかこっか、悪くする。経年劣化、不養生などもある。
高齢者になると、当たり前になってしまう義歯・入れ歯、私も。何万円もかかった差し歯、もう40年近いのや健康保険で、頻繁に修理・治療している歯もある。
少し歯ざわり舌ざわりがする、ただちにかかりつけの歯医者さんへ行く。それでも、先生から、「だいぶ時間が空きましたね。」、ざっと軽く1年以上、もう年々もかな。他の医者と違って、あまりジッと顔を見ないけど、20年以上お世話になっていると、自然、顔も声も、すべて心と身体と頭に刻み込まれてしまう。
たまたま仕事上、居住した土地が、娘の病気で、永住することになった、この街で、たまたま近くの歯医者さん、そういう関係だが、永い。
こどもの頃から、歯医者さんには、お世話になった。
こどもの頃、家庭は収入が少なく、お菓子なんて遠足以外、食べてことはなかった、それが当たり前の家庭だった、当然すぎて、何にも考えなかった。無い者は強い。クラスで一番、虫歯はなかった。
成長して、人並に自分で稼げるようになってから、好きな物、お菓子、アルコールなどと、糖質も多くなった。ダイエットが必要なくらい食べていた。歯医者さんへ行くことも多くなった。
リタイアしてからは、酒など多量の飲食は控えた、朝晩の歯磨きを励行した。めんどくさい、眠いとか、腹を決めて、必須用務とした。
そのおかげか、歯医者さんは、久しぶり。
先生の治療と並行して、助手さんから、歯の手入れや個別の維持管理方法、歯の磨き方、注意事項を、その都度、教わった。
自分でも、素直である。関心する。
あと死ぬまで、ちょっとになった。
歯は、大事にしよう。
お金も、かかるし。