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"老い”を生きる(15)日常と非日常

 毎朝、同じ流れ。まだ暗い。午前6時に目覚めても、照明をつけ、布団をかたづけ、暖房や蛍光灯のスイッチを入れ、衣類を替える。寒い間は、あまり汗もかかないが、下着だけは変える。次に、家族がまだ寝ている間に、共有部分のかたづけ、清掃。9年間に渉る単身赴任生活の知恵、かたづけ、掃除、整理整頓、そして今はやりの換気、どんなに寒くても、換気こそ一日の始まり。室温は、8度へ。寒くても気合を入れる。いつまで続くか、続けたい。次に洗濯物のベランダ干し、妻はまだお休み中、真っ暗ななかでの作業、周囲・ご近所の動きがわかる。6時半までには、ご主人がた、それぞれ御出勤、あと高齢者のお散歩・運動が続く。男が多い、女性は朝の支度か、寒がりと寝る好きか、犬の散歩、マーキング大嫌い。飼い主が悪い。犬は悪くない、可愛いものです。猫は飼ったことがない。

 この気持ちが通じたのか、自宅で住まいするようになって3年、フンもオッシコもだいぶ減った、ほとんど我が家を避けているかのように。電力・通信・交通表示には、朝から犬のオシッコがいっぱい。臭いのと、長年で金属疲労、コンクリート劣化があるか、そこまではいかないとおもいつつ、もっとマナーを想う私です。犬好きですが、以前、朝吠えるのが喧しいと付文されました。その奥様は犬を飼っています。それが人間の悪さです。

 嫌われる勇気を持ちましょう!自分と最後は警察。ふりかかる火の粉は払いますが、こっちから攻撃はしません。反撃する体力と気力、技術はあります。あくまでも一般人の防衛限度を守ります。

 自宅の敷地内に勝手に入って壁にオシッコさせる人、それを防ぐためにプランタや生垣を作って防衛、それが嵩じて園芸好きになってしまって。地域の高齢者に、同じような日曜大工好きや元建築業の方のアドバイス、花の好きな奥様、変なところで好評でした。

 で、自分だけの朝食、妻や娘は起きてくるのは7時過ぎ、出勤準備のお手伝いや家事補助で、あとは洗顔、歯磨きなど、その後は自室で一日の計画立案、もう職業人ではないので、ほんと自分だけの世界。何事も計画的に。

 こういう生活いつまで続けられるか、それが問題。がんばる!

 

 

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