「待つ」ってなに?~大和の「待つ」とは~
先週の土日は、公式戦がありました。土曜日は奈良県、日曜日はスポ少。両方とも、なんとも言えない楽しい試合でした。土曜日には、 #パパ会 もありました。
さて今回は、大和の考える「 #待つ 」についてお届けします。
1.試合で #ダンク未遂
2.相手のおかげ
3. #ZPD と #Scaffolding
4.大和の「待つ」とは
1.試合でダンク未遂
土曜日の試合のことでした。大和には、バスケットを初めてまだ半年も経たない6年生が多かったので、ほとんどみんな #ドキドキ していました。
試合は大和が10点ビハインドで迎えた4Q目。
徐々に徐々に詰めていきました。
「よし!もう少し!」
そんな中、165cmの6年生が #ワンマン速攻 !
ぐわっ!バイーン!
ダンク失敗。。。リアル #桜木花道 でした。
コーチ陣「あ~!惜しい!!!ナイスチャレンジ!」
選手たち「あ~!追いつきそうやったのに!笑」
その試合は、なんと同点で終えることになりました。
2.相手のおかげ
日曜日の試合。相手は昨年、 #近畿大会 に出場した強豪です。大和からは、相変わらず15人がコートに立ちました。(ミニバスは最低10人出場させなければなりません。)
大和は6年生が多いので、相手よりも身長は相当高かったのですが、さすが強豪チーム。ディフェンスが違いました。
「いつもなら」
ほとんど思うように行かず、ストレスのたまった試合のようでした。でも、できたことも多く、選手たちにとっては、貴重な敗戦になりました。
3.ZPDとScaffold
この2試合ともが、大和にとって素晴らしい経験になったのですが、具体的には、どのような成長につながったのでしょう。
ダンクを失敗した選手は、「どうやったら成功するのか」を考え、
身長で勝っていたのに試合に負けてしまった大和は、「どうやったら勝てるだろう」と考えます。
#ヴィゴツキー の提唱する「最接近発達領域」の考えでは、「一人でできる領域」と「自分より能力の高い者と共同することによってできる領域」との「へだたり」で子どもたちは成長すると言います。
これらは、単に「できる」「できない」という二項対立的なできごとではありません。「一人ではチャレンジすらしなかった」状態から、「相手チーム」という少し強いチームと共同することによって、「ダンクにチャレンジできた」と考えられます。
また、「大和というチーム内」で練習試合をしていても、あまり成長はありません。でも、「もう少し!と思えるチーム」のおかげで、「どうやったらかてるだろう」と考えるようになります。
さらに、その #ZPD には、続きがあります。 #ブルーナー の提唱する「Scaffolding(足場かけ)」という支援やヒントのことです。
今回生まれた「○○したい」をどのように叶えていくのか。やるのは、やはり「自分」ですが、ここで少し大人の出番が必要かと思います。
http://yusuke-mori.com/archives/72991859.html
4.大和の「待つ」とは
単に「待つ」とは、「 #すべてを放棄して見守る 」ということではありません。
よく「待っている」と「ほったらかしている」と言う人がいます。
しかし、私たち大和にとって「待つ」とは、
「成長のタイミングがいつなのかを見極める」
ことだと考えています。
そのタイミングを逃さずに、 #Scaffloding ( #足場かけ )を用意していくようにします。もちろん、それも子どもたちが気づかずにしていくようにします。
今、コーチは私を含めて7人です。そのうち、保護者は5人です。そのコーチ全員が理念を理解し、様々なアプローチで選手たちの成長を促しています。
あるコーチは、選手一人ひとりの変化を毎日の練習日誌に細かく残しています。それは、保護者の全員がいつでも見られるようにしています。
また、他のコーチは、ユニークなイベントを起案し、チーム内外や他地域との交流の機会を作っています。
まさに、「攻める待ち」だと思います。
「成長のタイミングを見極めると、どんどん伸びていく」
大和は、そのように考えています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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