ファッションについて:個性と匿名性のジレンマ
ファッションについて書いてみる。
服のことを大きく捉えると、それは「ファッション」と呼ばれるので、その言葉を使うけれども、「服をどうするか」ということ。それについては中学高校からいろいろ経緯があって、黒歴史的なものもあるが、自分の家族が服をどうでもいいとは思わず、工夫するし、良し悪しを語る人たちだったので、そのなかで一定の考えができていったと思う。
まず、ファッションについて考え、語るというときに、人が想定している「どういう話か」が、けっこう違うんじゃないかと思う。まずそこから考えたい。ファッション論において、どういうボタンの掛け違いが起きうるのか。
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