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生活の哲学

生活から浮き上がってくる考察、執筆・仕事の方法、読んだもの見たものの批評などを連想的つながりで掲載していきます。Twitterでは十分に書けない考察の背景や補足情報も書こうと思い…
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書…
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#批評

ファッション論、予告編

来年、発表を予定しているファッション論のドラフトを、一部こちらのマガジンに掲載する。 *…

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千葉雅也
5日前
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即興性について

このところ、いくつか短い文章を書き、今日もドラフトに向き合っているが、やはり自分は根本的…

千葉雅也
3週間前
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意味を考えるときも、考えなくていいと思うときもある

事務、事務、事務。とにかく「ひとつ作業を終える」ということが明確なそういう作業、つまりタ…

200
千葉雅也
3週間前
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生活空間と外泊

集中して仕事をするために、「ホテルに缶詰」という方法がある。だがこれもうまくいく時といか…

千葉雅也
1か月前
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ChatGPTに続きを書いてもらった短篇

先日、Xのポストで、自分で書いた小説の書き出しの続きをChatGPTに書いてもらったものを、一部…

千葉雅也
1か月前
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空間を食べる(京都新聞連載17)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2024年6月。 * 関西の味というものがわかって…

200
千葉雅也
2か月前
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自動生成と身体性

前に作ったプログラムについて。これは2018年の春に、Pythonで作ったもの。非常に原始的な自動生成。自分が使いそうな語彙の辞書データを用意し、そこからランダムに単語を選び、複数ある文型のパターン(それもランダムに選ばれる)に入れる、というもの。 それで、散文詩のようなアウトプットが得られる。以下、そのサンプル。少し削って調整し、文末の句点をカットした。

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どこへ向かうかを決めずに文章を展開してみる:ひとつの事例

ジャンルを決めずに、だが「作品としての文章」を書いてみる。そのことについて。どういう点を…

千葉雅也
3か月前
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世代交代(京都新聞連載16)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2024年4月。 * 新年度となり、いろいろな業務…

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千葉雅也
3か月前
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書き方についての最近の考察

前々回の記事は、日本語で文芸的なものを書くときに、縦での見え方から受ける触発がある、とい…

千葉雅也
3か月前
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検索のように誰もがAIを使うようになる時、そうなる前の考察

最近のことについて、いろいろが混じったエッセイとして。 7月の後半は、学位論文の構想発表…

千葉雅也
3か月前
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自分をAIのように思うこと(京都新聞連載15)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2024年2月。 * AIが便利だとかまだ不十分だと…

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千葉雅也
4か月前
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小説と映画

小説を映画的に構想する。それはひとつの方法だと思うのだが、批判を受ける可能性もある。小説…

千葉雅也
4か月前
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無人の時代、人類史を考える

2023年はAI元年として記憶されるだろう、と僕は何度かエッセイなどで書いた。ChatGPTが世を騒がし始めたのは、2023年の3月である。春に、まさしく春らしく、物事が変わり始めたというのは、コロナ禍のスタートを思い起こさせる。それは2020年の2月のことだった。緊急事態宣言が出されたのは4月に入ってすぐ。前年に元号が令和となって、その新たな時代区分が本格始動するとでも言えるだろう新年度は、街から人がいなくなる年だった。 コロナによって世の中が変わるときに何が動いたかと言

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