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おすすめの本を紹介#1 | デンマークの成功事例から学ぶ

今回の投稿は私が読んだ本「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」を紹介します。

デンマークにあって日本にないものを、デンマークの成功事例から考えていきましょう。

※あらすじはGeogleで検索すればカンタンに調べられるので割愛します

本書のポイント

国際競争力が2年連続1位(ビジネス効率性は2020年〜2023年の3年間で1位)でありながら、仕事への満足度も幸福度も高いデンマーク。そんなデンマーク人の働き方・コミュニケーション方法・仕事やキャリアに対する考え方を学ぶことができます。

・デンマーク人は「プライベート」を大切にしているからこそ、フルに充電したエネルギーを使って「仕事」に取り組める

・働き方は人生の優先順位で決まる

・デンマークの教育現場では、知識の習得ではなく「知識を活用できる力」が求められる=応用力が問われる

上記ポイントを踏まえて、私たちがデンマークの成功事例からなにを学び、どのように活用できるのかを紐解いていきます。

デンマークの成功事例から学ぶ

・プライベートと仕事のワークライフバランス
デンマーク人は仕事で得たリソース(お金、知識、経験、スキル、人脈など)を、仕事とプライベートをさらに充実させるために投入していくことで好循環を生んでいます。

このサイクルは、私たち日本人の仕事との向き合い方に大きな違いがありそうです。どちらか一方に時間を割くのではなく、仕事とプライベートを両立することで、双方にポジティブな影響を与えることができるのではないでしょうか。

また、デンマーク人は「情熱と喜び」を持って仕事に取り組んでいるからこそ、成果が生まれているようにも見えました。

・自分は何に対して喜びを見出せるのか
・自分の能力(長所)をどこで発揮するのか

どこで働き、何をしたいのか。

自己理解も大切だといえそうです。

・働き方は人生の優先順位で決まる
時間は有限なので人生の優勢順位を考えることも大切です。ぜひ一緒に考えてみてください。

私の場合
優先度1:家族
優先度2:仕事
優先度3:趣味/娯楽

結婚や転職、引っ越しなど、環境が変わればあなたの人生の優先順位は変わるかもしれません。私はそれでも良いと思います。(考えてみることが大切)

私が優先順位で家族を1番に選んだ理由ですが

幸せとは何か?を考えた時に、それは家族と過ごす時間だからです。

家族(友人)のお祝いごとがあれば優先して時間を使います。

ここで大切なのが、家族の時間を優先できるように日頃から意識しておくこと。職場の仲間と助け合える信頼関係が必要です。

日頃からチームメンバーと仕事を協力していれば、あなたが有給休暇を取得する際にサポートしてくれるはず。

重要なタスクがあれば事前に処理するか、リモートでやるか、チームメンバーに予め状況を共有し代理でお願いしておきましょう。(業務を放置して迷惑をかけることのないように)

・デンマークの教育機関
書籍によると、デンマーク人は変化し続ける環境を的確に把握し、自分たちが持っている知恵とリソースを最大限に使い、どんな状況でも前に進んでいこうとする姿勢があるといいます。

これは、職場で上司が部下に指示を与えるのではなく、部下自身が自ら考え行動しているといった背景があります。(上司は何かあった時にサポートしてくれる)

教育機関に目を移しましょう。

(日本を含め)生徒が教員の指示を待っている国がほとんどですが、デンマークでは教員の指示を待たずに生徒が主体的にプロジェクトを進める(職場同様、何かあれば生徒が教員に質問する)

「能動的」な教育を展開するデンマークと「受動的」な日本。

なぜデンマークのビジネス効率性が高いのか、理由がわかったような気がします。

さいごに

今回は「デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか」を読み、気づきがあったのでnoteに投稿しました。

今後も(不定期ではありますが)読書からの学びを発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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