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9/25週の学び気づき Top7 CQ、組織開発、貧困のマインドセット、地域の人事部ほか
先日、9月の学び気づきをまとめたけど、いい学び気づきがあったので一週間分を追加。
カルチュラル・インテリジェンス と ホフステード指数
最近、機会があってフィリピンと日本の違いを調べている。そんな中で視界に飛び込んできたCQ(カルチュラル・インテリジェンス)、そしてホフステード指数。CQは、多様性を重視する企業や、DEI担当に求められるものかな。ホフステード指数により、国民性が定量的に比較できるのは興味深い。
日本とフィリピンのホフステード指数の違いを比較するとこんな感じか。
※数値は参考にしたグラフを目視して書いた適当なもの
Power distance index(PDI) 上下関係の強さ
日本:フィリピン/57:95
Individualism(IDV) 個人主義傾向の強さ
日本:フィリピン/45:35
Uncertainty avoidance index(UAI) 不確実性の回避傾向の強さ
日本:フィリピン/90:42
Masculinity(MAS) 男らしさを求める強さ
日本:フィリピン/95:65
Long-term orientation(LTO) 長期主義的傾向の強さ
日本:フィリピン/88:28
Indulgence versus restraint(IVR) 快楽的か禁欲的か
日本:フィリピン/42:42
ホフステード指数で日本と近い国は、ハンガリー、ドイツ、イタリア。
日本と違いのある国は、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー。
北欧が好きな人って、日本との違いを欲している面もあるんだろうか。
カルチュラル・インテリジェンスってなんぞや?というところが掴みやすい。
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 28, 2023
CQ x Agile で価値観の違いを紐解き、人と組織の関係に橋をかける #RSGT2023https://t.co/kPh1thAYSt
DIAMOND Book Dialogue『人材開発・組織開発コンサルティング』オンライン読書会で、組織開発実践をふりかえる
DIAMOND Book Dialogue『人材開発・組織開発コンサルティング』オンライン読書会の2回目に参加。組織開発実践を様々な観点で振り返る。組織開発施策って、重要な当事者が欠席したり、体制変更が続いたりすると、評価が困難になるので気をつけよう。
目的を打ち込むことができているか?
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 26, 2023
対話の場に当事者として巻き込むことができているか?
評価に必要な条件を満たしているか?
組織開発実践を様々な観点で振り返るよい機会となる。 https://t.co/ISElN76y8Q
この読書会を通じて、ご無沙汰している方々と顔を合わせる機会にもなってよかった。参加者に見覚えのある方が何名か。読書会1回目のブレイクアウトでばったり再会した人と、別途お話する機会をつくったり。1回目の感想のシェアをしたら興味を持ってくれた人が、2回目に参加してくれていたり。
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 26, 2023
ワークショップとしてのDIAMOND Book Dialogueも、学び気づきがあった。Active Book Dialogueだと、忙しい人ばかりのチームの負担になってしまう。DIAMOND Book Dialogueだと、プレゼンター(サマリ作成)と参加者の役割を分離することができ、参加人数を多くできる。今回は145人参加。
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 26, 2023
リーンバック/リーンフォワード/中動態で、どう参加を促すか?
リーンバックによる参加をどう促すか?
リーンフォワードによる参加をどう促すか?
中動態による参加をどう促すか?
リーンバックとリーンフォワードの場合は、働きかけ方や参加の選択肢をどう持たせるか?という打ち手が考えられる。中動態の場合は、やってくる機会が生じやすい環境をどう提供するか?という考え方となるのかな。
“デジタルサービスはなんでもそうだが、基本はリーンバックに使われる。リーンバックとは後ろにもたれかかっている状態。リーンフォワードは反対に、前のめりになっている状態。”
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 25, 2023
民主主義や意思決定は、欲望形成に基づく。|富樫 重太 https://t.co/LXVhqWiH1p
貧困のマインドセットは、身近なところにも潜んでいる
フィリピンについて調べていて辿り着いた記事。社会構造により生み出される貧困のマインドセット。身近な社会だと、組織のコストセンターという考え方からも類似のマインドセットがつくられている気がする。短期志向が、長期志向を妨げる。
絶対に正しいことなどないから、思考の枠組みを広げよう。フィリピンの貧困に”身をさらす”スタディツアーを展開する「NGOカパティ」 https://t.co/VrqTPtC0Tz
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 25, 2023
〝今のフィリピンの現状は、マインドセットが貧困なのです。言い換えると自己肯定感が低いということ。社会構造が支援に依存せざるを得ない状況のなか、自分の未来を切り開くという気持ちを持ちようがない場合が多いのです。〟
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 25, 2023
地域の人事部/地域で進む人事支援
人事の友人と「地域で複業をする機会をつくろう」と話したあとに、地域複業を調べていて辿り着いた「地域の人事部」。地域複業をするにあたり、地域で人事の取り組みができるのはいいな。コミュニティ活動など参加して、どういった関わり方ができるのか探っていこう。
![](https://assets.st-note.com/img/1696064069456-sDDjlTp42p.png?width=1200)
気になる取り組み。
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 28, 2023
「採用を強化したいが担当者がいない…」悩める中小企業を救う「地域の人事部」(47NEWS)#Yahooニュースhttps://t.co/9JKNwUwsIB
学び方の変化/MURALを使った学び
ふとコロナ禍で学び方が変化していることを意識する。
ウェビナーやeラーニングを視聴する機会が増えていて、MURALを開きスクショを貼ってコメントしながら学ぶ学び方が習慣化している。手を動かしながら学んでいるからか、記憶にも割と定着していて、学んだことを振り返って参考にする機会が増えている。インプット→アウトプットをリアルタイムで進めることができて、スクショによりインプットの記録作業が軽減されているのも大きいか。ジャーナリング、インナーワーク、ふりかえり、ワークショップなどでも、MURALを使う機会が増えている。
いつの頃からかウェビナーやeラーニングは、MURALでスライドのスクショを貼ってコメントするのが習慣化している。この学び方にしてから、学んだもの見直して参考にする機会も増えたような。 pic.twitter.com/XK8XcRpkkq
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 28, 2023
ZaPASSジャーナリングで、一週間のふりかえり。
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) July 21, 2023
今日のテーマは「心の動きをふりかえり、言葉にうまくできないものから学ぶ」
気づきは、
・自分の環境は、熟成に適した環境か?
・心が動きやすい環境か?乳化できているか?#ZaPASSジャーナリング #一週間のふりかえり pic.twitter.com/EpamNeSW41
![](https://assets.st-note.com/img/1696064711323-3l6VBmfvuL.png?width=1200)
AVAVAVのランウェイパフォーマンス
Xで目に入って気になったランウェイでのAVAVAVのパフォーマンス。
見たことのない方はまず動画を見ていただきたい。
動画を視聴したあとに、VOGUE JAPANのAVAVAVの記事を読むと、パフォーマンスの意図に触れることができる。
「ラグジュアリーファッションにおいて最も恥ずかしいことは、品質が悪いせいで服が破れたり、ほつれてバラバラになってしまうこと。それをランウェイで表現することによって、現代のファッション業界が抱えるクオリティの低下やラグジュアリーの不文律を伝えています」 https://t.co/EWcVkKcbsV
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 25, 2023
"今最もクールな姿勢は、自分の弱さをさらけ出し、それをアクセサリーとして身につけることだと思います。それは、リアルや強さを示す方法です。私は恥ずかしさや羞恥心がラグジュアリーと共存できるのか、ラグジュアリーを生み出すことができるのか、それらをランウェイで表現したいと思いました。"
— ちょなん / 長南雅也 (@masaya_chonan) September 25, 2023
「今最もクールな姿勢は、自分の弱さをさらけ出し、それをアクセサリーとして身につけることだと思います。」
YouTuberの表現にも通じるところがありそうだ。
今週の所感
フィリピンとのご縁を通じて、CQやホフステード指数と出会い、貧困問題を通じて身近な社会で起きているフラクタルな問題を捉え直す。地域との関わりも、あたらな学びの機会につながりそうでたのしみだ。
来週もnoteが継続していればこんなネタに触れそう。
ケン・ウィルバーの哲学、海士町、チームを覚醒させる、Zebras Cafe(地域からはじまる新たなグローバルの潮流)、Creative Leadership Alumni、Desighnship 2023ほか。