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バラのアーチをつくる(4)部材確認、春キャベツの美味しい季節、仏壇花をいける

次の日曜にバラのアーチを立てることにした。やっぱりでかい。ビニールハウスの一番大きなサイズであろうか。

アーチがでかい

1mくらい足を切る予定だが、すごいデカさである。一旦立ててみて高さを見てみることにした。なんか嬉しそうである。

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電線には重ならないようなのでこれでいいであろうが、高すぎる(笑)。

切ってしまうともう変えられないので、足場をまずはセメントで作っておいて入れてみて考えることにしようかと思う。

実施の手順を考えると色々と面白い。システムの設計のシュミレーションのようである。

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セメントは去年使った余りがあったので大丈夫とは思うが、どうだろうか?もう一袋くらい買って来ようかと思う。明日打ち合わせで出るので帰りにホームセンターに行こうかと思う。

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ブロックを一本の足につき2−3個積んで、下半分を埋めてしまおうと思う。その上で、ブロックの穴に鉄筋を入れて、セメントで固めてしまう予定である。解体は出来ないことになるが、安心できる。

金曜日にコンクリ打っておけば日曜には立てることが出来るであろう。ちょっとドキドキする。日曜は晴れると良いのだが。テルテル坊主作るか。

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仏壇花は面白い。

一輪でもなく、投げ込みというわけでもない。今は仏壇の中にいる人が、まだ外にいる頃、庭を見ては喜んでいた事を思い出しながら集めていく。

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庭を歩きながら、彩りを考えて摘んでいく。月桂樹の花がさいている。毎年咲いていたのだろうか?しなやかで香りの強い木だ。間もなく春の花の時期は終わる。

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花が終わり、実が付き始める

梅の実が実ってきている。2度めの消毒をしなければならない時期である。間引こうと毎年思うが、どうもできない(笑)。まあ、小粒の梅干しも楽しいものだと思う。

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イチジクも実をつけている。こちらは枝を落とそうと思う。それっぞれの木がそれぞれに葉をつけてお日様を受け取る姿は素晴らしい。鉢に挿して家の中においてあるイチジクは大きな葉を持っているので、イチジクは気温ではを大きくするのだろう。

植物は「変温生物」なので環境の温度や湿度で代謝系が動いている。考えてみれば良く出来ているものだ。この葉を作り、動かしているのは土中のマイクロバイオームである。

連作障害と言われる、現象がある。土中から育った植物を根こそぎ離れた土地に持っていくのだから当たり前である。2年くらい前から葉も落とした枝も根本においておくことにした。土が豊かになっていくのがっ分かる。

鉢植えも同じ様に葉を根本において石を置くことにしている。美しい花の下には、屍が眠っているというが、その木の生命が循環しているのである。

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昼は、炒めを作った。

自家製ベーコンとキャベツどっさりである。野菜は畑から命を運んでくる水筒だ。「身体(動物も植物も)」は乾燥状態からマイクロバイオームを守る為の仕組みである。

この中華鍋は20代の終わりに買った。正式な糖尿病の診断の前であった。チタン製でかなり厚めである。チタンが出始めの頃だったと思う。普通の火力のコンロでは必要ないという人も多いが、野菜を何度も返して蒸し焼きにするには最高だ。

1つ96円の春キャベツが美味しい時期である。この時期のキャベツは素晴らしい。冬場は300円近くまで値段が上がるが、種類が違うので炒めよりにたほうが好きだ。何であれ野菜は美味しい。

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ベーコンはもう少し冷凍してある。冬以外の季節はベーコン燻煙する気にはならないのだが、出来ないことはないだろうなあ。しかし,出来上がっったあとでガツンと冷気で冷やした美味しさは格別なのだが、それは無理だなあ。

小ぶりのフライパンでじっくりとベーコンとニンニク人参を炒め白ワインで味を整えて最後に合わせる。

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キャベツの料理をすると、マユがずーっと足元にいる。芯の方をあげることが有るが、大喜びである。葉の先の青いところは好まない。炒めると喜んで食べる。何らかの代謝物が他の生物を追い払うのだ。キャベツも生きるに必死である。春の美味しさでも有る。

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少ししょっぱみが強そうだったので最後に卵をホロホロにして、味を吸わせた。底の方にでている汁を卵焼きがすってくれる。

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これを二人で皆食べるのだ。昨晩買ってきていた焼きそばを添えた。キャベツと新玉ねぎの美味しさが格別である。なかなか、お店では食べることが出来ない味だ。

僕はフレッシュな野菜炒めが美味しく出来る中華料理屋さんが好きだ。

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タジン鍋でキャベツ様

夜は残った半分のキャベツを使った。バラ肉があったので、塩味にして交互に乗せていき、弱火でむす。

この料理は20代の半ばにキャンプに行っていた頃に友人に教えてもらった。当時はビタクラフトで山の中で作ったものである。シンプルであるが、これほどキャベツの美味しさを引き出す料理を僕は知らない。

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脂が多いバラ肉が美味しい。脂質は、ブドウ糖から体内で代謝される。体内で作られるものを食事から取るのを制限するのは間違えている。豚の脂が美味しいのは、そこに人にとっての大事なものが含まれているからである。

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どんどん乗せちゃう。水は入れない。随分水分が出るがそれは皆キャベツの水である。豚肉を薄塩にしておくと実に美味しい。

タジン鍋の料理では、鮭バター蒸しも美味しいとにかく弱火での加熱が大事だ。このタジン鍋は随分昔に買ったのだが重宝している。

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ビール飲みながら、今日も焼きそばを買った。近くのドラッグストアの溺愛なのだが、美味しいのだ。少し面白くないが、つまみながらビール飲んで寝ちまった。

昨日の朝焼いた鮭が残っていたので食べた。数日に渡って作ったものを食べるのが美味しい。

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かつて家庭には、料理人がいた。

1960年代に「女性を家から解放する」というムーブメントが有ったが、逆のベクトルに向くことは出来なかったのだろうかと思う。「家庭での料理作り」に対しての評価を高くするというベクトルである。

そもそも、マルクス経済学では「家庭における女性の仕事」を余りに低く見積もりすぎていた。マルクス自身が、工場で働いている人たちの経済学であったためだ。農業や商売を独立して営んでいた小規模企業を視野に入れていなかった。無論それはそれで良いことなのだが、家事を「再生産労働」と呼び時給仕事を何よりも大事なものと見ていた。

そのために、「食事作り」はアウトソーシングしてでも共働きが良いということになり、労働社が倍増して、時給は減っていくようになるのだ。「ダブルインカムノーキッズ」という価値が喧伝された時代である。「家庭」というものは、この世に数少ない「金で買えないもの」なのではないかと思っている。

僕は「家庭から女性が開放された」という考え方には違和感を持つ

もう少し大きな枠の経済システムが有ったと思う。実際は、長子相続が当たり前だった時代である。女性だけでなく、次男三男は財産を持てなかったのである。

「本家=分家の経済システム」とでも言うべきものだ。

このことはまた今度、「格差の方程式」でゆっくりと考えたい。

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食事を家庭で作るというのは難しい。厨房のトレーニングは徒弟的である。おまけに休みなしである。

当時はお店で食事を売っていなかった。料亭は有ったが毎日の食事を買って済ますなどということは出来なかったのだ。競争相手がなかったので、家庭での料理作りは貶められた。

グルメブームがいい例である。今でも、料理はプロ(専門家)に任せればいいのだという人は多い。一食、数千円の料理ならば、別であるが、食事の値段はおおよそ700円くらいまでであろう。1000円の駅弁は高く感じる。

この値段は、おおよそ家で料理を作ったときの直接材料費と同じくらいなのである。多分、お惣菜が売り出された時代に値段が付けられたのだろうが、その値段音つけられ方は、主婦が材料を買って作った場合に比べて少し高い程度だっただろう。

従兄弟の伸一さんのお母さんはスーパーができ始めた頃に惣菜をお店で売り出したという。誰もが家で料理を作っていた時代に、売り始めたのだ。その当時のことを聞くと面白い。

この値段で、スーパーへの卸は40%である。容器代金やつくる人件費、材料費がはいるとなれば、ろくなものが出来るわけがない。

完成した食事を買うとなると、ドックフードのような食事しか食えない。

食事が商品化されたのはそんなに昔のことではない。その時代には、流通や保存、生産の単一プランテーション化、少子化、核家族化、多くの要素が一気に進んだのだ。

丸元淑生さんは「生命の鎖」という著書の中でこの時期の問題を触れている。分子栄養学的な解説であるのが少し残念であるが、この時代は分子栄養学が最先端であったのである(笑)。

僕は、『「マイクロバイオーム栄養学」派』である。

生活習慣病の蔓延と明らかに軌を一にしている。1980年代を分水嶺に多くのものが変わったのである。

医者や栄養士の言うことを訊いていたらうーんと長生きすることになる。毎年検査を受けさせられて、検査値を正常にするいい薬をもられ、同じような手術を繰り返して、施設で「経管栄養・胃瘻・輸液」で長生きできる。心だあとで医者は「よく頑張った」と褒めてくれるだろう。頑張って長生きしても仕方がない。僕はそんなことで頑張るつもりはない。

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なんか食っとる。

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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。