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「観察の練習」を読んで新しい目を手に入れる

instagramを始めてから、本の選び方が変わってきました。今まではamazonのランキングや、はてなブックマークで「本」のタグ検索で見つけたものだったりするものを選ぶことが多かったんですが、instagramの本屋さんや読書家さんのアカウントをフォローして、おもしろそうな本がタイムラインにながれてきて、そこから本屋でその本を探して購入することが多くなりました。

今回読んだ本もinstagramで何度も見かけて、気になって購入したものでした。調べてみると出版元はNUMABOOKSというところで、ふつうの本屋では取り扱っていませんでした。自分は直接出版社に注文して購入しました。

出版社に直接注文してまで読みたいと思ったのは、むかしからの趣味であるカメラで表現力を高められんじゃないかと思ったからです。「今日は撮影にいこう!」とカメラを首に下げて、外に出てみても、撮りたいと思うものがなかなか見つけられないときがままあって、でもそれはやっぱり自分の気づく力がないだけなんじゃないかと悩んでいました。

この本は身の回りはツッコミどころ満載なんだよということを教えてくれます。
見開き2ページが1セットになって、最初のページに写真、次のページに解説が書かれています。最初に何気なく開いたページは、キズがついた赤青鉛筆の写真で、その鉛筆から著者が気づいたことが書かれていました。著者の観察力、気づく力、注意力は人並み外れています。本にまとめていただいて、ありがたいです。これを読んだあとは自分でもなにか身の回りにある、当たり前だと思って見過ごしてきたけど、よくよく見てみると「ん?」となるようなものがあるんじゃないかと探してしまいます。次の休みにもう一度外に出て、新しい目で写真を撮ってみたいと思います。

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