膝関節97 変形性膝関節症の保存療法
おはようございます。
たまに膝に痛みが出る気がする塗山正宏です。
スクワットのやり過ぎ?笑
今日のテーマは、
変形性膝関節症の保存療法についてです。
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々に擦れ減っていき、膝関節の変形が進んでいく病気です。
変形性膝関節症の治療は、まず保存療法が中心となります。
保存療法とは手術をしない治療です。
まず、変形が始まった膝関節に無理な負担をかけないことがとても大切です。
①和式生活よりも洋式の生活にする
床にすわる、布団に寝るなどの和式生活よりも、ベッド・椅子・洋式トイレなどを使用する洋式生活が望ましいです。
②重労働は避ける
そして、膝関節に負担がかかる激しい運動、重労働、長時間の立位、正座などはなるべく避けるようにしましょう。
③クッション性のある靴を履く
靴は、ハイヒールや、底の硬いサンダルは避け、なるべくクッション性のあるスニーカーを履くようにしましょう。
④適切な体重管理
体重管理も非常に重要です。
そう、体重です!笑
体重が重ければ重いほど、それだけ膝関節にかかる負担が増えるためです。
適正な体重を保つようすることが大切です。
⑤杖を使用する
痛みが強くなってきた場合には、杖を使用することで膝関節にかかる負担を軽くすることができます。
杖は痛いほうの膝関節と逆の手に持って使用します。
右膝関節が痛い場合には左手に持ち、左膝関節が痛い場合には右手に持って、使用します。
痛い足が地面に着く時に、杖を一緒につきます。
⑥足底板やサポーターを使用する
足底板やサポーターなどを使用することによって、膝関節にかかる負担を減らす方法もあります。
以上、変形性膝関節症に対しての保存療法についてお伝えしました!
本日のまとめ
変形性膝関節症の保存療法には、色々な方法がある!
「はい、あと腹筋100回で~すっ!」
筋トレで自分の限界を超えるのが嫌いではない、むしろ好きな整形外科医の塗山正宏でした。