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スタンフォードで最も人気の授業、「権力」の授業とは?
スタンフォード大学経営大学院で
最も人気のある「権力」の授業をまとめたのがこの本
『スタンフォードの権力のレッスン』。
「真の権力は個人的な地位や権力への執着では得られない」
という教えは驚きでした。
『多くの動物の集団で、高いステータス——尊敬、称賛、そしてたいてい大きな権力——を得るのは力や強みを自分のために使う個体ではなく、集団の問題を解決するために責任を持って有効に使った個体であることが研究によってわかっている。』
この授業では、権力を
「他者とその行動をコントロールする能力」
と定義しています。
そして、権力は個人的な地位ではなく、
他者があなたをどれだけ必要としているか
で決まると説明しています。
つまり、より多くの権力や影響力を持ちたいと思うなら、
権力そのものを追い求めるのではなく、
まずは他者やグループに対して、
自分ができることを与え続けること
が重要だということです。
悩みを解決したり、手助けを続けることで、
自然と権力や影響力が生まれるのだと感じました。
世の中には、失言やつまらない行動で炎上する権力者がいますが、
他者への貢献が少ない限り、
そうした権力は驚くほど脆く、
儚いものではないかと読みながら思いました。
スタンフォードの権力のレッスン