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カフェインは植物の作る毒だった?
「実はカフェインは、植物が作る毒だった」
など植物の意外な一面を、
科学的な視点から楽しく解説してくれるのが
『面白くて眠れなくなる植物学』です。
どうして、植物は人間に良い効果をもたらすカフェインを持っているのでしょうか。カフェインは、アルカロイドという毒性物質の一種で、もともとは植物が昆虫や動物の食害を防ぐための忌避物質です。
カフェインがもともと「毒」であったことを知って驚きました。
植物が自分を守るために進化させた成分を、
私たちは毎日せっせと飲んでいることになりますね。
まさに「自然の意図」とは別の方向に使われている不思議な物質。
飲み過ぎると健康に悪いと言われる理由が、
ここにあったんだなと納得しました。
植物としては「守り」のために作り出したはずのカフェインですが、
人間が好んで摂取するというのはなんとも面白い話です。
植物は、この状況をどう思っているのでしょうか。
そんな植物たちの不思議を知ると、
普段何気なく飲んでいたコーヒーも、
少し違った角度から楽しめるようになります。
植物の奥深さを知ると、
いつもの風景が少し違って見えてくるかもしれません。
面白くて眠れなくなる植物学