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思い立ったらBirthday

顔を腫らしながら新曲Mirror Worldの宣伝行脚、(親知らずを三本一気に抜きました)。

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本日リリース
timelesz 27th SINGLE『because』に収録されているBirthdayという楽曲の作詞をさせて頂きました。

作詞家の仕事の多くは、楽曲がある程度仕上がってきた段階、仮メロディー、仮歌詞なるものが入った状況でそのバトンが渡されることが多いのです。

こういう歌詞を書いて欲しいという具体的な指示があったり、漠然とおまかせ、何かしら似合うものを、はたまたは新しい引き出しをあけて欲しいというような抽象的なものであったり、求められるものは時と場合によりけり。
制作側からの願いを、歌詞にするために言葉を挽いて、自分というフィルターを通して、濾過していくような感覚でいますさては今コーヒーを飲んでいるだけでは?

で、時に悩ましいことがあります。
(仮)で入っている言葉がすでに魅力的な場合です。Penthouse|浪岡氏《なみみ》は前作puzzleを一緒に作っている時から直で感じてますが、音楽家として間違いなくトッププロスペクトですし、実力派他ならないです。(仮)のものであろうと手加減なんてものはないというか、申し分のないクオリティでバトンは自分の手元に来ているわけです。(最新作Taxi to the Moonの惚れ惚れするくらいに絶妙なドライブ感よ)

1.完全に0から100で上書きする
自信があってもなくても、まず一度必ずこれは試します。プロとして仕事を頂いてる以上、責務としてまず向き合います。で、自分なりに一度100点というか100%、MAXのものを書き上げます。そして場合によってはそれを何パターンか書きます。(さらにどちらも同じくらい良いと思っている1行なるものが複数ある場合は、その選択肢ごとに分岐があって、膨大なパターン数になることもあります。)

2.相談する
ただ上記のように、明らかにピースがすでにハマっていると感じた場合。(仮)の歌詞のここが素晴らしいと思ったので、そこを活かしながらの提案、というパターンも作ります。
この場において、最も大切なのはアーティストの幸せであって、その向こう側にいるファンの方々です。それが最良の選択だと思えば、躊躇なく選べるかどうかも、この仕事においてひとつ生命線だとも思っています。

ステージを何度も見させてもらって、今まで何度も作品を関わらせてもらっている制作チーム、アーティストや音楽そのものに対しての愛の深いディレクターさんとのやりとりを含め、信頼がベースにある、というのも自分が迷わない要因だと思います。

裏方仕事についてあまり出しゃばって語るのはマナー的に憚られる部分があるのですが、この辺りはそろりと自己判断。一つ作詞が連名になる場合のほんの一例、ですかね。制作時の一コマ。

アーティストの数だけ物語があって、長編になっていくにつれて、尊さと同時に難しさ、また背負う重みが年々増して感じられます。そんな中リスクを負ってでも、険しい道を、自らの意思で挑戦をすることを選び続けるアーティストに共感と、そして尊敬を。
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こちらはプロデューサーとしての仕事、LAYRUS LOOP12/4(水) 発売1stアルバム「HAPPY BIRTHDAY」より『pretty』本日より先行配信。

彼ら彼女らが自信満々に新曲ですと、この曲を聞かせてくれた時のことを表情がセットに蘇ります。そんな時の自分の役割は基本アーティストの背中をおすこと。
一歩踏み出す瞬間にドンと押すニュアンスだったり、怪我をしないようにストレッチで背中を押してあげるようなニュアンスだったり、単純にこうして文章で推すことだったり。
とてものびのびとLAYRUS LOOPらしい曲に仕上がっているのでは。
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予想しない未来、意図せず同時期にタイトルにBirthdayの冠のついた作品のリリースに関わることに。
結成記念日やそれぞれのメンバーの誕生日はもちろんなんですけど、楽曲にとってはリリース日がそう。ちょっとしたことだって、何かができるようになった、とか目に見えない心の変化ですら、思い立ったらBirthday。
日々日常にささやかなお祝い、祝福を。他人からどう見られているとかは一旦置いといて、気にしすぎず。スタートラインを引き直して、何度でも生まれ変われば良いと思います(気分次第)。

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街中がすっかりクリスマスムードでふと思い出したんですけど、小さいお子さんへ、パパママへのプレゼントとしてこちらおすすめ最高です(金井政人調べ)。

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<裏話にも程がある、制作秘話などはこちらでこっそりと↓>



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MasatoKanai
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。

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