『別涙(わかれ)』

銀河ゆきのペガサスを待つ間
私を忘れないでと
彼女は僕に虹色の涙をくれた

僕は忘れないよと
愛を込めて彼女の唇に
キスをした

ペガサスが彼女を
背に乗せて飛び立った
そして遥か彼方で
燃えるように光って
消えてしまった

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