いきなりですが?
朝からなんだよ。って話ですよね。
いきなりですが、画像の鼻の穴と指。見た瞬間どう感じました?
なんとなく指を突っ込むという回答になりませんでしたか?
(ならないアーティスティックな頭の方の回答はここでは横に
置いておきます笑)
ちなみにこちらは書籍「ついやってしまう」体験の作り方
の書籍に登場する画像です。
著者の玉樹さんは元・任天堂の企画開発者ということで、本書の内容は
ゲームを例に「ついやってしまう体験」とは何かについて説明しています。
今日はその中からエッセンスを抽出します。
人のついは 直感 → 驚き → 物語の流れで始まると言われています。
特にその中での直感を話します。
本書の中では、世界的に有名なスーパーマリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ 1985 任天堂)を例に出し、詳細な体験デザイン分析をしています。
全くの初見でマリオを起動すると、背景の山やマリオの向き、雲や空間の余白から、まずプレイヤーは右へ行こうとします。(いわゆる横スクロール型ゲーム)右へ行くとクリボーがやってくるのでプレイヤーは自分の予測した右に進むという操作が正しいと理解できます。
一番最初に登場する敵キャラのクリボーがプレイヤーの予測のフィードバックにおいて「正解」を伝える重要な役割を担っているのです。
「人が夢中になるのは自分の予測が当たったときの快感を得られるからだ」と著者は伝えていま
何よりもまず、直感的になんとなくついやって見てしまう。
次にそれをやったら何かしらの体感をし、快の感情を味わう。
日常の体験だと例えば(これは個人差があります)
包装用のプチプチつい潰してしまう
ポテチの口を開けたら最後気づいた頃には完食して後悔
インスタグラム で映える写真を見るととりあえずいいね
なのでPRでの広報で意識するのは、人がつい見ちゃう言葉。
これは音楽と一緒で言語化するっていうより感覚値に近い。
『そうだ、京都に行こう。』
このフレーズは一度は見たことあるものかと思います。
言葉の音として力がある感じ。
ただ、この表現が京都は〇〇年の歴史があり、
観光スポットはどこどこで、旅館は〇〇がおすすめで〜
と言われたところで、京都に行こうと思っていない人は見ない
表現に変わってしまいます。
恋愛に例えると、女性に異性の好みを聞くと、「私は優しい人が好き」
(この言葉に何年おどらされたか。。。)
というけれど、オスとして魅力的な人から優しくされるのがいい
わけであって、ただ優しい人が刺激がない。となるわけです。
日常生活の中に、ついを探す毎日にすると色々な探究や気づきで
溢れてその毎日が非日常を作り出す種になる。
逆境はそれと同等か、いや、それ以上の種子をもたらす。
今日も1日楽しんで行こう。
「ついやってしまう」体験の作り方 anazon リンク
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%81%A4%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%80%8D%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%9F-%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99%E3%80%8C%E7%9B%B4%E6%84%9F%E3%83%BB%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%83%BB%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%BF-%E7%8E%89%E6%A8%B9-%E7%9C%9F%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4478106169/ref=as_li_ss_tl?_encoding=UTF8&n=465392&s=books&linkCode=sl1&tag=tyoneyama-22&linkId=1b20cf996f097b8ff6c5b30b25f77537&language=ja_JP