はじめての電動ミル BONMAC BM-250N レビュー | コーヒーを始める(5)
前回の記事で、次に買いたいコーヒー器具について書いたが、手挽きのコーヒーミルを1日2回使っているとさすがに腕が疲れるので電動ミルを買った。
家庭用の電動コーヒーミルのラインナップではカリタのネクストGがカッコいいと思ったけど、5万円はポンと出せないため、同じようなクラシックなコーヒーミルのシルエットに惹かれてBONMAC(ボンマック)のBM-250Nを購入。
粗挽きから細挽きまで0.5刻みで15段階調節可能。いつもはだいたい5.5から6.5の間で調整して使っています。
良かったところ
見た目が良い
なんといっても見た目がいい。黒とワインレッドの2色展開で私は黒をチョイス。オレンジの豆受けと赤のラインがちょっぴりレトロで可愛らしい。
意外と小さい
製品寸法を水に買ったのでビビっていたのだけど、届いてみたら意外と小さくてこれなら一人暮らしでもギリギリインテリアとしてキッチン以外にも置けるレベルだったので安心した。現状はダイニングテーブルに鎮座しているけど。
手が疲れない
今まで手引きミルを使っていたので一杯分の14gを挽くのに3分ぐらいかかっていた。電動ミルだと10秒ぐらいで挽けるので、お湯が沸いてからでもすぐに挽いて淹れられるのが最高に使いやすい。とても気軽にコーヒーを一杯淹れられる。
均等に挽ける
比較対象としてダイソーの手挽きミルと実家にあったカリタの硬質鋳鉄カッターの手挽きミルしかないので十分とは言えないが、細挽き〜粗挽きまできれいに挽けている。家庭用として使うには必要十分。
良くないところ
割とすぐに詰まる
2、3回使うとひいた時よりも細い方にダイヤルを回そうとすると固くて動かなくなってしまう。
対処法としては、固くても少し力を入れてダイヤルを細めに回して電源をオンに3秒待ってOFF、さらに固い方へダイヤルを回していくを繰り返すと内部の豆が排出される。
掃除が大変
掃除が大変と言っても一週間に1回ぐらいしか調整ダイヤルを外してうすに入り込んだコーヒーを取り除くことはしてないんだけど、それでも掃除をするのに六角レンチが必要なのが少し面倒。
掃除するのにネジや六角レンチを触らなくてもいいようになって欲しい。
静電気は通常の対策をすれば気にならない
他の人のレビューだと静電気がすごくて微粉が飛び散ることを言及されてる方が多いようだが、粉受けとしてステンレスのタンブラーを使い、静電気除去のキーホルダーを排出口に当てながら使うと、2〜3回に1回周りを軽く拭けば綺麗になるぐらいには静電気を防げている。
私の場合は一度に一杯ぶんしか豆を挽かないから飛び散る量が少ないのかも。
結論
1日に2杯以上コーヒーを飲むんだったら買い
私の場合は粉を買う時期が短く、豆で買ってダイソーの手挽きミルでコーヒーを挽いて飲む期間が長かったので、電動ミルを買ってみてあまりの便利さにコーヒーを飲む量が増えてしまった。
手挽きミルでガリガリと豆を挽きながら今日は何しようかなと考える時間も良いけど、さっと豆を挽いてコーヒーを飲みながら今日は何にしようかなと考えるのもとても良い。
ダイソーの手挽きミルの次にどんなミルを買おうか考えている人には、TIMEMOREやポーレックスも良いかもしれないけどもう少しお金を積んでBONMACのBM-250Nを選ぶのもありだと思う。