生豆を買って自家焙煎する | コーヒーを始める(3)
コーヒーにハマったのが7月の終わりで、2週間ほどで自家焙煎をした。通常のコーヒーのハマり方を観察すると、
ドリッパーを購入してハンドドリップを始める→粉を色々買う→手挽きコーヒーミルを購入→ドリップケトル買う→豆を色々買う→ハンドドリップ以外の抽出器を買う→自動コーヒーミル買う
が定番になっていると思う。
そんななかで、わたしもご多分に漏れず、まずはドリッパーを入手してスーパーで数種類粉のコーヒーを試したあと、手挽きコーヒーミルを買った。最初は3 ,000円くらいのものがおすすめなようだけど、いつ飽きるか分からなかったので、ダイソーのものを購入。500円。
これを買ってから、いくつかコーヒーを試しながらネットや本でコーヒーを調べつつ、近くのコーヒー屋さんを回った。ブラジル、コロンビア、エチオピア、グァテマラなど一通り飲んで、エチオピアが好みだと分かった。
そんな折、YouTubeで「煎りたてハマ珈琲」さんの動画の片手鍋焙煎を知る。いくつか読んだ本の中で、焙煎についての項目は必ずあった。ただ自分ではやらないだろうと思いながら読み飛ばしていたのだが、動画を見る限りではそこまで難しくなさそう。
Amazonで生豆が買えるらしいと分かると、さっそくエチオピア イルガチェフェ G2を1kg買った。
まずは家にある鉄のフライパンで焙煎チャレンジ。8ふんくらいで1ハゼという現象が起きるということだが、初めての焙煎では5分ちょっとで豆がポンポン言い出した。早すぎたんだ。
大変だったのはそのあと。焙煎が終わっても気を抜けず、すぐに冷まさないと余熱で焙煎が進んでしまうため、うちわやドライヤーで風を送らないといけないのだが、焙煎が終わった豆には薄い皮がついていてそれがフワッと飛び散る飛び散る。
素人が安易に手を出さないのは、焙煎の度合いが分からないのと、薄皮(チャフというらしい)が飛び散って掃除が大変だからなんだろう。
それから片手鍋を求めてダイソーを3店舗回るも、ステンレスの鍋しか置いておらず、ドンキで購入。それでも1,000円。
今まで5回焙煎にチャレンジしたが、まだ火加減のコツが掴めておらず、満足のいく出来上がりにはほど遠い。それでも、失敗しても取り敢えず挽いて飲めばそれなりの味がするからしばらく続けてみる。
何年か前に親戚のお兄さんの家に行ったとき、フライパンで焙煎したコーヒーを飲ませてもらったのを思い出した。彼はたぶんいまのわたしと同じような気持ちだったのだろう。
次に狙っている生豆はケニア。いまは消費が焙煎に追いついていないけど、まずは安定した浅煎り寄りの中煎りが出せるように変数を変えながら試していく。