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カーシェア給油: 一滴の価値、一歩の冒険

カーシェアの給油が好きだ。ガソリンの料金を気にせず満タンにできるし、30分の割引も魅力。そして、その行為自体に満たされる感覚を覚える。給油は10分ぐらいかかるので、実質20分お得になる。いや、ガソリンスタンドまでの往復でさらに5分くらいかかるので15分くらいか。

自分のアパートから徒歩5分以内に数箇所あるので、暇があってガソリン残量が少ない車を見つけたら給油しに行く。だらだらYouTubeを見るよりは少しマシな時間の使い方だ。

給油にはハマるポイントがいくつかある。
まずは、どこのガソリンスタンドに行くか。セルフサービスが多いが、フルサービスのお店だと店員さんが給油してくれる。自分の車だと窓を拭いたりゴミを捨てたりしてくれるとありがたいが、カーシェアの車だと少し恥ずかしい気持ちになる。「レギュラー満タンで」と意気揚々に水色の給油専用カードを渡し、なぜだかサインを求められるので誰の名義だか知らないけど筆記体でそれらしくペンを走らせる。

初めて乗る車だと、給油口の位置と開け方が分からないことが多く、ヒヤヒヤする。セルフサービスのスタンドなら時間をかけて調べれば良いが、フルサービスだと気まずい空気が流れる。あたふたしながら足下を必死でまさぐっていると、ただ給油口を押せば開くプッシュ式で、すでに店員さんが自ら開けて給油を開始してくれていることがままある。叫びたくなる。

最近の車には給油キャップの開け方がステッカーで貼られてることもある。ギアをパーキングに入れるとプッシュすれば勝手に開くよ、と。ただ焦っているとそのステッカーさえも見逃す。

20リットル入れると給油判定が出るので、ごくたまに急いでいるときは22リットルぐらい入れて満タンを待たずにやり過ごすこともある。ただ軽だと20リットルも入らない車もあるので、毎回きっちりと満タンまで入れることが多い。

まだ洗車や車内清掃での割引を得たことはない。作業が終わったあとにサービス事業者への電話が必要らしく、ハードルを感じている。と思って調べたら、今は洗車報告もサイトのフォームで申請ができるらしい。しかも給油と洗車をすれば60分分の割引が受けられるとのこと。給油洗車人の爆誕である。

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