認知行動療法アプリAwarefyを使ってみた感想
Awarefyをご存知だろうか?
早稲田大学とAwarefyが共同開発したスマホのアプリで認知行動療法が受けられるというものだ。
今日はこちらそ使用してみた感想を書いてみた。
そもそも認知行動療法とは?
そもそも認知行動療法とは? なんでしょうか?
認知行動療法というには心理療法の一種であり、簡単にいうと認知を変えることによって行動や感情を変容させる心理療法のことである。
大きくは3つの世代に分けて説明される。
第一世代は行動療法と言われるもの。
基本となる理論はパブロフの犬やスキナー箱と言われた実験がベースとなる。
この基礎理論から派生したものが暴露法である。
暴露法とはあえて不安やプレッシャーがかかる状況に飛び込ませて、不安感を取り除くというものである。
第二世代が現在よく知られているスキーマ療法など。いわゆる認知を変えることで行動を変えるという、ドスライクの認知行動療法である。
第三世代はACT(アプセプトアンドコミットメントセラピー)というもので、認知を変えるんじゃなくて、認知のとらわれないように自由になりましょう、というもの。
この中にはマインドフルネス瞑想なども入る。
ま、このように認知行動療法といっても幅広いわけであるが、共通しているのはセラピストは人であるという点。それがAwarefyは相手がアプリというのだ。
Awarefyの無料版を使ってみる。
Awarefyは1週間無料で使えるので、早速インストールしてみる。(1週間が経つと自動延長になるので要注意!)
ファイくんというのがセラピストで色々いやなことを聞いてくれるらしい。
私は早速妻とのやりとりでイラッとした内容をファイくんに聞いてもらった。
1枚目でがっつり腹が立ったことをファイくんにいうと
↓の画像のようにしっかり嫌な気持ちを受け止めてくれた。
そしてさらにめんどくさがらず色々聞いてくれるファイくん。
↓また、私の判断が正しかったと、応援してくれる。
妻への怒りも落ちつき中々良い感じだ。
ファイくんにお礼を言ってこのセッションは終わった。
次の日、憂鬱なミーティングがあるのでファイくんに憂鬱な気分を聞いてもらう。
ファイくんと話をしている間に当事者同士がうまく引き継ぎの作業ができるのかが心配だということに気づく。実際この2人結構仲が悪くそこが自分として心配なんだと自覚できた。
ファイくんは私の見守る姿勢が素晴らしい、と褒めてくれた。
AIとはいえ悪い気がしない。
これはまた、違う打ち合わせでの出来事。
自分の想定した結論にならず、ちょっと残念だったと、ファイくんに愚痴ってみる
なんともいえない悔しさをファイくんに言ってちょっとスッキリできた。
Awarefyを使ったみて
結局1週間使ってみて、有料版を使うことなく解約した。
ちょっとしたストレスを感じたときファイくんに聞いてもらうのはそれなりに効果を感じたが、チャットGPTでも同じように聞いてくれるんじゃないかなとおもう。
ファイくん以外にも色々サプアプリはあるようだが、そこまでは試してはいない。
私自身は効果があるがお金を出してまで使うメリットは正直感じなかった。