塾で全国1位の実績を出した僕が語る。集団塾と個別指導塾、どっちを選べば良いの？子供に合った、正しい塾の選び方とは？

日本全国の学習塾の総数は、2000年代前半から2010年代にかけて増加傾向が見られました。しかし、2010年代後半以降はやや減少傾向に転じています。
2020年以降:は約50,000校舎となっています。
学習塾の形態別推移としては
集団指導塾: 以前は主流だったが、コロナの影響もあり近年減少傾向。
個別指導塾: 生徒一人ひとりに対応できるため、需要が増加。
オンライン学習塾: テクノロジーの進化に伴い、急成長。
個別指導塾の割合は2000年代に20%以下だったのに対し、現在は30%を超えるまで成長しています。

今回は、セブ島移住した駐在員であり、移住前は塾で全国1位の実績を出した僕が、これまで集団塾、個別指導塾両方で働いた経験のある僕が、項目別にそれぞれの塾を比較しながら、正しい塾の選び方をお伝えします！

授業形式

集団塾：学校のように、教室があり黒板やホワイトボードを使った一斉授業です。1クラスに数十人、周りには別の学校の子たちも混じって授業をおこないます。学校ですら、恥ずかしくて発表できない、質問しづらいといった性格の子は、集団塾だと別の学校の子たちもいるので、余計恥ずかしくなり、どんどん置いてかれてしまいます。

個別指導塾：原則1:1、1:2、1:3で講師1人が順番に個々に授業を行います。教室もしっかりと仕切りがありますし、講師が自分のところに来たら、講師を独り占めできますので、直接会話ができます。コミュニケーションが苦手な子にぴったりです。

料金

集団塾：5科目指導が基本なので、5科目すべて含まれた料金となっています。そう考えると結構安く設定されている校舎が多いと思います。ただ、毎日校舎が開いていないところが多いです。基本的には週に3回、5科目の指導、1日3時間のところが多いです。全科目バランスよくやりたい子にぴったりです。

個別指導塾：生徒によって様々です。個別指導なので、何科目、何分、週に何回は自分で決めることが出来ます。基本毎日校舎が開いているので、自分にとって必要な分だけ選ぶことが出来ます。増えれば増えるほど金額は上がっていきます。苦手な科目だけ集中してやりたい子にぴったりです。

校舎環境

集団塾：学校をイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。古い校舎が多いです。教室、机、いす、トイレ、階段などなど全体的に古くて汚れているところが多いです。学校と同じような環境で学びたい子にぴったりです。

個別指導塾：集団塾同様に古い校舎もありますが、個別指導塾では、新しい校舎をどんどん建てていることも現状なので、新築の家みたいな環境で勉強をすることが出来ます。僕も経験がありますが、綺麗な校舎だからということで塾に入った生徒もいます。綺麗な環境で勉強したい子にぴったりです。

教室長の経験値

集団塾：ベテランがとても多いです。地元の学校の情報、テストの傾向、先生の性格、入試の情報はすべて頭に入っています。誰もが教室長になれるわけではなく、選ばれた人のみなので、その分経験値やスキルは高いです。安心感が欲しい子にぴったりです。

個別指導塾：新卒でなれるので、若いと22歳の教室長が働いています。また、全国に校舎がありますので、教室長はいきなり出身の都道府県ではない場所で勤務することがあります。そうすると、全く知識がない状態でしかも若い教室長が勤務していることもあります。若い教室長を希望している子にぴったりです。

講師の質

集団塾：社員なので、所謂ビジネスマナーとか、講師としての経験や知識などが豊富です。安心して頼れる存在だと思います。教室長同様に、安心感が欲しい子にぴったりです。

個別指導塾：全員アルバイトです。大学生・フリーター・主婦・定年退職後の高齢者などが講師として働いています。もちろんその中にはしっかりとした講師もいますが、アルバイトで働いているということは知っておいてほしいです。教室長同様に、若い講師を希望している子にぴったりです。

まとめ

生徒や保護者の要望によってさまざまだと思います。性格上個別指導塾の方があっている、若い先生が多い方が緊張しない、校舎は綺麗な方が良い、ベテランの講師にビシバシ指導してほしいなど、何を求めるのか、どうなってほしいのか、どういう環境で勉強してほしいのか、ニーズに合わせて選んでほしいです！

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
どのような環境で勉強するかによっても成績に関係するので、ぜひニーズに合った塾選びをしてください！
塾運営に興味がある方、困っている方、その他海外生活に興味がある方、セブ島で働く予定の方、セブ島で働いている方などぜひフォロー、コメント、いいねよろしくお願いします。