ラーメン屋さんと心理カウンセリンでは何が違うのか?
今日は当たり前のビジネスの話を、
いつもより少しだけ深く考えてみましょう。
ビジネスの必要最低限の話ですが、
ほとんどの人が上っ面だけ学んで満足してしまいます。
納得しましたぁ。
腑に落ちましたぁ・・
でも、自分のビジネスに役立つことはありません。
ちゃんと考えないからです。
いろんなことにちゃんと向き合っていないからです。
ビジネスを学んでいればよくある話。
下記の3つを考えましょう。
1. お客さんが抱えている問題は何か?
2. 提供する商品の特徴とか強みとか、なんのためにそれが必要なのかとか。
3. その商品を買った後に得られるお客さんの未来は何か?
ちょっと勉強してる人であれば、このくらいのことは知ってるかもしれない。
だけど、
それらを自分のビジネスに置き換えても上手くいかないのは、
なんとなくビジネスやってるからですよ。
上に挙げた1,2,3を超簡単にラーメン屋さんで例えます。
1は、お客さんは腹を減らしている。
2は、食材にこだわった美味しいラーメンを提供する。
3は、お腹いっぱいになって満足する。
ライバル店のことは置いといて、、
ラーメン屋があればお客さんは勝手に注文して、
勝手に美味しくいただいて、勝手に満腹になって帰っていきます。
お腹を空かせている時、自分は何をすればいいのか?・・
お客さんはそれを判っています。
何か食べればいい。
そして、美味しそうなラーメンを目の前に出されたら
それを食べた後に自分がどうなるのか?・・
お客さんは自分の未来も判っています。
お腹いっぱいになって満足しますよね。
当たり前です。
なので、商品を提供する際には、自分の商品の説明だけをちゃんとすれば必ず売れます。
お客さんの抱えている問題とか、お客さんの未来とか、、
そんなことを商品提供者が考える必要はありません。
お客さんは既にそれを判っているので。
ここまでいいですか?
でも、、
お客さんにとって、それが当たり前じゃない場合もある。
あなたが心理カウンセラーなら、どうですか?
人間関係で悩んでいる・・というお客さんの問題があって、
あなたのカウンセリングサービスという商品がある。
あなたのサービスを受けた後、お客さんが得られる未来があるとして、、
これらはお客さんの頭の中で、全て繋がってますか?
お腹を空かせたお客さんが、目の前にラーメンを出されたら食べるんだけど、
人間関係で悩んでいるお客さんが、あなたの商品を目の前に出された時・・どうですか?
繋がっていると思っているのは、あなただけかもしれない。
心理カウンセリングでもコーチングでもいいんだけど、一般的に知られてないんですよ。
少なくとも日本では、、
抱えている問題をあなたの商品で解決できる・・と言われてもピンと来ない。
だから繋がらない。
お客さんの抱えている問題と、あなたの提供する商品と、それを購入した後の自分の姿が繋がっていない。
腹が減ってる ⇒ ラーメンを食べる ⇒ 満腹になる・・は繋がっているけど、
悩んでいる ⇒ 心理カウンセリングを受ける ⇒ 元気になる・・は繋がるのが当たり前だとは言えません。
あなたのサービスを受けてくれるのは、当たり前に繋げられる人だけです。
ピンと来ないんですよ。
そういう繋がりをお客さん目線で説明できないといけません。
お客さん目線で。
毎度ながら嫌なこと言うかもしれないけど、、
寄り添うことが大切だなんて言ってるくせに、お客さんに寄り添えてないから売れないんです。
なんだかんだ自分のことしか考えられないんですよ。
逆に言えば、、
抱えている問題⇒あなたが提供する商品⇒商品を購入後に得られる未来・・
これをお客さんが当たり前のように繋げられるビジネスをすればいい。
ラーメン屋さんとかね。
ライバルがいなければですが、、簡単に稼げます。
だけど、、
お客さんがそれを繋げられない、ピンと来ない商品を販売するのなら、
あなたが繋げてあげないといけません。
お客さんの頭の中で繋がっていないのなら、何が足りないのか?
あなたがどんなピースを用意すれば、お客さんが前のめりになってくれるのか?
そういうことを頭に汗をかいて深く考えてください。
「繋げる」・・ということに関しては、
今後も具体的なお話をたくさんしていきたいと思います。
ビジネスの知識をなんとなく蓄えて、浅いところで納得しても上手くいきません。
長くなるので、今回はこれでお終い。(笑)