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表現したいことを「これでもかぁー」って書けるんですよ、誰でも。その周りの、絵で言えば影の部分をどう見せるかが大事でね、
絵の話だけど、、
光が当たってるところを描く時にね、
それと同時に、影の部分をどう描くかってことが重要だったりします。
影があるから光が目立つ。
文章も同じなんです。
影の中にある何かに、どう光を当てて全体をいかに表現するか?
例えば、この歌。
https://www.youtube.com/watch?v=yhF_HAsxxvIプレビュー
井上陽水の「傘がない」という曲です。
判りますか?
本当に伝えたい光の部分と、どうでもいい影の部分。
その両方があってこそ仕上がるんですよ、、なんでも。
文章もそう、会話もそう、ビジネスもスポーツも。
ほとんどの人が光の部分しか見ようとしない。
答えばかりを追いかける。
求められるものを提供するのがビジネスだ・・って言う人も
光の部分しか見えてない。
役に立たないどうでもいいことでも、全体を通してみれば重要な役割があります。
役に立たないどうでもいいことを、いかに面白く伝えるか?
そういうことに拘っているとね、いろんなことが見えて来て、
結局は仕上がるんですよ。
今日の話で言えば、文章講座なんてのは名ばかりで、影の部分。
「文章講座」だと思って読んでくれた人もいるでしょうから、
文章について具体的に少しだけ。
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日曜日の公園で一人淋しくベンチに座って・・なんてことを描く時に、
僕は寂しい、独りぼっちだってことを、これでもかぁって表現するのもいいんだけど、
淋しい自分の周りにいる人たちをどう描くか?・・なんですよ。
ゴザ敷いて、お弁当広げて、幸せそうな家族がいて、
子犬が走り回っていて、ギャーギャー泣き叫ぶ小さな子供がいてお母さん大変みたいな。
その向こうの方には恋人同士、ひざ枕なんかして、
それを見て見ぬふりして、、僕は寂しくなんかないよって読書してるフリなんかして、、
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・・全体の中に独りポツンと自分がいる。
影と光が一見逆かなって感じで判りづらいけど、
絵を描く時と同じです。
楽しくやってる家族とか恋人同士とかが、「影の部分」ですよ。
1人ぼっちで寂しい自分が、「光の部分」です。
光の部分というのは、光を当てたい部分・・強調して描きたいところです。
もっと話を膨らませれば、過去の楽しかった思い出も「影の部分」になります。
彼女とこの公園で散歩していた昔を楽しく描けば描くほど、今の自分の独りぼっち(光の部分)が際立ちます。
影が大きく濃くなれば、一点の光でも輝いてみえる。
・・そんな感じ。
絵を描く時も文章を書く時も同じ。
光をより強調させるには、影の部分をどう描くかが大事です。
それと同時に、
受け取る側の人間が、影の部分をどう捉えるか?・・ってことも、
人生において重要なことでしょう。
物事にはすべて陰と陽がある。
それらをちゃんと感じ取れるのか否か?・・
それによって、人生は変わってくると思いませんか?
遠い昔の思い出を、光と影を使って表現してみた。
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https://note.com/masarugtr/n/nf832a91131c3?sub_rt=share_pw