
みんな、それぞれいいやつなんです
コーヒー豆って、なんて可愛いんだろう。
左からコロンビア、エチオピア、コスタリカの豆たち。
それぞれに表情があって、個性的な顔をしています。
もちろん味だって様々です。
美味しく焙煎出来たかどうかは
豆の顔を見れば分かります。

ニッコリ顔が見れた時はホントに嬉しいですね。
みんなそれぞれにクセのある子たちです。
産地によっても全然違うし、もちろん品種によっても、
精製方法、いわゆるウォッシュトかナチュラルかで
焙煎の進み具合は変わってくるんです。
それがまた、楽しみのひとつなんですがね。
改めまして、
簡単な自己紹介をします。
コーヒー大好き、食べるの大好き
普段は調理師として働いています。
コーヒー愛が溢れ出て、2年程前から手鍋でコーヒーの焙煎をしています。
普通の手鍋でお家で料理をするように。
自分で焙煎するようになって
ますますコーヒーが好きになりました。
愛おしき豆たち。

焙煎をする時に大切にしている事があります。
温度?時間?もちろん大事です、が
豆との会話を楽しむ!って事です。
まあ、ホントに声が聞こえるわけではないんですが。
表情を伺うというか、豆の顔をよく見るって事なのかな。
料理をする時もそうなのですが、
きっちり分量測ったり時間通りにやったりとかって
基本だし、ブレないために大切な行程なんだけど
それよりもっと感覚を研ぎ澄ませたいって思いが強いんです。
せっかく手鍋で、究極のアナログでやってるわけだし、
家庭料理の延長線上にあるものと考えています。
音楽で言うところの、f分の1ゆらぎみたいなモノを目指したいなあ、と
ブレやいい加減さも取り込んで活かしたいと考えています。
マシンには出せない味わいみたいなものを表現できたら嬉しいですね。

美味しいコーヒーを飲んで、ひと息ついたら
また頑張れる気がします。