どこからが甘えになるのか
こんにちは、意味デザイナーのまさろんです。
「甘え」という言葉は、よく「怠け」「努力不足」といった意味合いで使われます。周りの人に「甘えだ」と言われると、傷ついたり、自信を失ったりしてしまうこともあるでしょう。
しかし、本当に「甘え」と言えるかどうかは、その状況や背景によって異なるものです。特に、HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる気質を持っている人は、他人に「甘え」と誤解されやすい傾向があります。
そこで、本記事では「どこからが甘えになるのか」というテーマについて、HSPを例に挙げて考察していきます。また、HSPが甘えていると思われないための対処法についても考えていきたいと思います。
HSPとは
HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき感受性が強く、刺激に敏感な人のことです。日本人の約5人に1人がHSPに該当すると言われています。
HSPの特徴
刺激に敏感で、疲れやすい
他人の感情や気持ちに共感しやすい
物事を深く考え込む
こだわりや信念が強い
慎重で、リスクを避けたい
HSPは甘えではない
HSPは、生まれつきの特性であり、本人の努力では変えられないものです。そのため、HSPは甘えではありません。
HSPの人は、感受性が強いため、周囲の刺激に過剰に反応してしまい、ストレスを感じやすい傾向にあります。また、他人の気持ちや感情を敏感に感じ取るため、周囲の人の状態に影響されやすく、疲れやすい傾向もあります。
このように、HSPの人は、周囲の環境や状況に大きな影響を受けやすいため、甘えと誤解されやすいのです。
甘えと思われないための対処法
HSPの人が甘えと思われないための対処法
自分の特性を理解し、受け入れる
周囲の人に自分の特性を理解してもらう
自分の特性を活かせる仕事や環境を選ぶ
自分のペースで無理をせず、休息をとる
共感力や洞察力を活かして、人や社会に貢献する
HSPの人は、自分の特性を理解し、受け入れることで、自分を責めたり、無理をしたりすることを減らすことができます。また、適度に休息やリラックスすることで、ストレスを溜め込まないようにすることができます。
さらに、周囲の人に自分の特性を理解してもらうことができれば、甘えと誤解されにくくなります。
甘えと感じる境界線
では、どこまでが甘えなのか、どこからが病気なのか、その境界線はどこなのでしょうか。
これは、個人によって異なりますが、私は以下のように考えています。
本人が相当苦しんでいること
その状況に好きでなったわけではないこと
自分の気の持ちようや努力で(少なくとも短期的には)状況を改善できないこと
なんとなくだとしても、これに当てはまる場合は甘えではないと思っています。
まとめ
HSPは、生まれつきの特性であり、甘えではありません。しかし、HSPの人は、周囲の環境や状況に大きな影響を受けやすいため、甘えと誤解されやすいのです。
私がつらかったのは、人と接するのが苦手なのに「場数だよ」「甘えないで頑張れよ」と接客を強要されたことです。
場数と言われたが、未だに苦手だし怖いし逃げたいのです。
そんな私のようなHSPの人が甘えと思われないためには、周囲の人に自分の特性を理解してもらうほかないのだと思いました。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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