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仏教に学ぶ生き方、考え方「今日、何をするのかということ」

 人生をどう生きていくのかを考えるとき、「遠い未来」のことを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

 また年老いて遠い未来が思い浮かべられなくなると、今度は今までの人生を「思い返して」、余韻に浸っていることもあると思います。

 「私はこんな目標に向かっている。」

 「私はこんな人生を歩んできた。」

 それ自体はとても「素晴らしいな」と聞かせていただいています。

 でもそれを聞いたほうは、何か「得るもの」があるのでしょうか?

 話す人は話を聞いてもらえて、自分の人生を褒めてもらい「満足」するでしょう。

 でも聞いたほうは、そこから何かを「得る」ことは難しいと思います。

 それより、その目標に向かって「今日何をするのか?」のほうが実は大切です。

 また過去に経験されたことから、「今日どんなふうに考えて過ごしているのか?」ということのほうが本当は聞きたいのではないでしょうか?

 そして今日をどのように生きていくかを教えてくれるのが、「仏教」なのではと思い始めています。


☆今日の一句☆

 人生は
   過去未来より
        今を観て

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