仏教に学ぶ生き方、考え方「マスク」
最近は「マスク」をそろそろ外していこうという気風が高まっています。
特に中学生や高校生の皆さんは学校生活の殆どをマスクで過ごされたので、「せめて」卒業式はマスクなしでという方も見えると思います。
でもマスクをつけざるを得なかった三年間でも、とても学びの多い「有意義」な時間だったと思いたいですよね?
生きていれば「時代」の流れや情勢に左右されるということはよくあることで、私が小さい頃は、「公害」で夏でも窓を閉めて教室にいたこともありました。
「光化学スモッグ」といって、太陽光で空気中の「オキシダント濃度」が高まり、目がチカチカする、喉が痛いといった症状から、手足のしびれ、呼吸困難、失神などを引き起こすといわれていたからです。
そして七十代後半以上の方は、「戦中戦後」の混乱期に子ども時代や思春期を過ごされているのです。
それぞれの時代を力強く生きて「命を繋いで」頂いたからこそ、今の自分があるわけです。
そしてコロナ禍を力強く生きたということが「後の世」の子どもたちに感謝されるかもしれません。
そういう「大きな時間の流れ」を感じながら、今の時代を見つめていたいものです。
☆今日の一句☆
ご先祖さま
時代の波を
乗り越えて