ほとけさまのおしえ「総裁選」

 いよいよ「総裁選」が大詰めになってきました。

 全国各地を回り、各種テレビ番組で議論を闘わせる様子を見ると、誰が総裁になるのか興味が高まるものです。

 でもよくよく考えてみたら、党員でもない私には「投票権」も物申す立場もありません。

 ただ心の中で思い、密かに行く末を「見届ける」だけです。

 でも、もし私が総裁選に出馬するとしたら、「いったいどんな事を訴えるのだろうか?」と想像すると楽しくなります。

 「経済」のこと、「年金」のこと、「子育て支援」のこと、「防衛」のこと、「地方創生」のこと、、、様々な論点で政策を打ち出していかないと、、、と思うとけっこう「大変な仕事」だなと感じてしまいます。

 そして私の政権公約はズバリ「特になし」です!

 なにかしようとするとそこに「敵味方」ができ、「利権」が生まれ、その「奪い合い」が起こり、、、と、どんどん「慢心」が生まれてくるように思うからです。

 なので特に「求めること」も何か「お約束すること」もない状態でいたいと思うのです。

 でももしお伝えしたいことがあるとするなら、見えるところだけでなく皆さんの「心の中」を少しずつ改革していきたいとは思います。

 いくら生活がよくなっても、満足と安心の心がなければ「もっと!もっと!」と求めて苦しむでしょうし、「ないものねだり」や「優越感」などの慢心が生まれてくると思うからです。

 なので「自分の心を静かに見つめ、その中に苦しみの種を見つけて取り除いていきましょう!」というのが政権公約になると思います。

 そしてそれはそれぞれが自分の心に問いかけるものであり、特に政治活動もゼロ、財政面での負担もゼロ、税金もゼロ、心配もゼロと「四つのゼロ」を具体的目標に掲げて行きたいと思うのです。

 でもこんな主張をすればすぐに「落選する」でしょうし、そもそも「政治の舞台」に上がることもできないでしょう。

 でも例え政治に参加できなくても、またどんな政権がどんな総裁を選んだとしても、変わらぬ「安心と信心」が得られるのであれば、とても「ありがたいことだな〜」と思っております。


☆今日の一句☆

 公約は
   なくとも信じ
        お任せす

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