ほとけさまのおしえ「往来」
今朝はホテルの「朝食ビュッフェ」をいただいております。
窓に向かうカウンター越しに、人々が歩きゆく姿が映っております。
今から仕事を頑張られたり、勉強を頑張られたり、買い物を楽しんだりされるのでしょう。
そして「海外の観光客」らしき姿も多くなりました。
旅行にしても仕事にしても、ほぼすべての方は何処かに「向かって」行き、またそこから家や元いた場所に「戻る」でしょう。
今日帰る方もいれば一週間後、一ヶ月後に帰る方もおられます。
たまには放浪の旅をされている方もおられますが、そういう方でも「拠り所」は持ってみえると思います。
そして「人生もまたしかり」で、何処からかやってきて何処かに向かっております。
ただ生まれる前のことも、命終えて後のことも、この世では「知る由」もありません。
ただ一つ言えることは、皆「独り」であるということだけです。
「独生独死独去独来」(どくしょうどくしどっこどくらい)
人々の往来の中に、この言葉が映っているように感じる方も多いのではないでしょうか?
そして私もその一人になって、このあと「名古屋別院」にお伺いしようと思っております。
☆今日の一句☆
行き来して
生きて帰って
息弾む
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