仏教に学ぶ生き方、考え方「泣く」

 皆さんは、よく泣いていますか?

 泣くことは、世間的にはあまり良くないという風潮がありますよね?

 なぜ泣くことは、いけないことなのでしょう?

 世間的には「泣くこと=弱い」という風潮があり、弱いものは、社会で生きていけないと思われてしまいます。

 またみんなが辛い状況のときは、誰かがなくと、それがみんなにも移ってしまい、社会的な秩序が保てなくなるということもあると思います。

 でも人間は辛いときには、実は泣くことで、気持ちを受け止め、心を洗って、また立ち直っていくのです。

 そう考えるならば、泣くこと、また泣けることは、自分の心としっかりと向き合って逃げずに見つめている証とも言えます。

 人生に「泣きたいとき」は実はそうは訪れません。ならば泣きたいときは自分の心に素直に向かい合って泣いたほうが、実はいいのではないかと思っています。

☆今日の一句☆

  泣いていい
     心を洗おう
          潤そう

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