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仏教に学ぶ生き方、考え方「接点」

 何かを始めたりしたりしているとき、そのことが予想もしていなかったことに「影響」を与えるときがあります。

 例えば趣味で始めたことが「一生の仕事」になったり、何処かでかけたところが気に入って「引っ越し」をしたり。

 そして私の場合は、プールでの「練習」が思わぬところで役に立っています。

 それは「読経」のときに感じるのです。

 ノーブレスで二十五メートルを泳ぐ練習や息継ぎをなるべく速く終わらせる練習が、お経を読むときの「息継ぎ」にも影響しているのです。

 息継ぎの「間隔」が長くなり、よりお経を読むときの「途切れ」が少なくなりました。

 また手洗い洗濯やクロールのかきで腕の力が増したのか、「拍子木」の音も大きくなっているようです。

 それらは全く想定だにしていなかったことですが、結びついて効果を表してきています。

 自分では変わらないつもりでも、御同行様からお経が「聞きやすく」なったとか、最近「貫禄」が出てきたとか言われると、プールのお陰様だと感じ感謝の気持ちが出てきます。

 そして自分のしていることは、どんなに黙っていても「醸し出されてくる」のだなとつくづく感じております。


☆今日の一句☆

 語らずも
    すること自然と
          滲み出る

 

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