ほとけさまのおしえ「添え物」
「折やお弁当」をいただいたとき、何から食べますか?
私は「野菜や煮物や刺身のツマ」などの添え物からいただくことが多いです。
理由はいたって単純で、血糖値を意識して「ベジファースト」を心がけているからです。
空いたお腹にまず入るものなので、添え物であってもとても「美味しく」感じます。
そして「添え物のほうが」美味しいとさえ感じることもあるのです。
考えてみれば添え物のないお弁当ほどつまらないものはないでしょう。
見た目や色合いといい、味の豊かさといい、メインディッシュをさり気なく、でも確実に「引き立てて」くれます。
カツとご飯だけでなく、キャベツやレモンやトマトやポテトディッシュや味噌汁や漬物があると、食欲もよりそそられます。
ところで誰かといるとき、自分は「添え物」だと感じたことはないですか?
「引き立て役B」のように、メインの輝いている友達を引き立たせているだけの添え物のように感じて落ち込んだりすることもあると思います。
ても仮にそうであったとしても、あなたは「いなければならない存在」であり、その良さを「わかってくれる」人は必ずいるものです。
そしてもしどうしても辛いなと思っても、阿弥陀如来様や菩薩様、そしてご先祖様はいつも「影の如くに身にそえり」、つまり目立たないようにちゃんと身近に寄り添ってくれているのです。
なので今このときを「堂々と」生きていく。
そんな心がけがいつしかあなたを「主役」に押し上げてくれることでしょう。
☆今日の一句☆
身に添えり
あなたが主役で
生きていい