ほとけさまのおしえ「ボ〜ッと生きてんじゃ、、、」
世間の皆さんは、「お坊さんは早起き」だと思ってみえる方が多いかもしれません。
たしかに修行僧は早朝あたりが暗いうちから「勤行や修行」をされたりするでしょう。
しかし私は朝、「普通に」起きています。
今朝は七時の目覚ましのアラームで目覚め、先ほどまでシュラフの中で「ボ〜ッ」としておりました。
何回目かのアラームでようやくシュラフを抜け出し、お湯を沸かして「コーヒーとお茶と抹茶」を淹れたところです。
そして「今日の予定」を頭の中で組み立てております。
以前京都に赴いたとき、早朝の電車に乗ったら意外にも多くの「サラリーマン」の方で混雑しておりました。
こんな時間から「通勤」されているのかと頭が下がる思いでした。
そして、この方々は私なんかよりはるかに「修行」をされているのではと思ったものです。
世の中は私が思うよりはるかに忙(せわ)しなく動いており、ちょっと休憩したりしようものなら「ボ〜ッと生きてんじゃねえよ〜」とツッコまれそうです。
でも私はボ〜ッとする時間がないと、たぶん「生きる気持ち」を失ってしまうのではと感じております。
そして自分に「言い聞かせる」のです。
「ボ〜ッと生きてて、いいんじゃな〜い?」と。
そして世の中の荒波に揉まれて心も身体も「疲れ切っている」方々にこう言いたいのです。
あなたの世界の外側には、「ゆったりとした時間が流れる世界」があるということを。
そして時には「そういう世界」に来ていただき、心を解き放ってほしいなと思っております。
☆今日の一句☆
ボッ〜として
流れる時間
感じゆく
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