田んぼの中心で生春巻きと叫ぶ
私は田植えが大好きです💕
大分の田舎に引っ越してきてからは、近くの田んぼを借りて家族でお米作りにもチャレンジしてました(その話はまた別に🌾)
泥の感触と無心に稲をブスブスしていく時間は、ほとんど田植え瞑想といってもいいぐらい集中して気分最高になります。
私が初めて田植えをしたのは、2007年に新潟ささかみで開催された田植えツアー。
お友達家族と一緒に参加しました。
その後、2010年からは、千葉のブランズフィールドでの田んぼイベントに参加するようになりまして、ますます田んぼが大好きに。
ブラウンズフィールド…その界隈では有名だとは思いますが、知らない方のために簡単に説明を。
千葉県いすみ市にあるブラウンズフィールドというのは、マクロビ界の巨匠?中島デコさんが立ちあげた、農的暮らしのできるとっても素敵な場所なのです。興味がある方はぜひリンク先もどうぞ💕
そんなブラウンズフィールドでの田んぼイベントの第1弾は「田んぼで運動会」!
これは、田んぼを耕すために、田んぼの中でドッチボールしたり、二人三脚レースしたり、田んぼフラッグしたり、それはもう、田んぼで大騒ぎするイベントなのです。
こんな感じで大人も子ども田んぼの中を走り回るので、田んぼはしっかり耕され、参加者はみんな土偶みたいになります…(・ω・)
そして田んぼイベントの第2弾は田植えです🌟
田んぼに突入する参加者。
縦横きれいに植えていくために、参加者は一列に並び、印のついた巻き尺を左右に渡して、それに合わせて稲を植えていきますよー。
その巻き尺を、両端のスタッフさんが、
「せーの」
と、動かしていくのですが、次第に作業が進み、お昼も近づいてきた頃、それまで、
「せーの」
「せーの」
とかけ声をかけていたのが、突然、
「おしんこ盛り合わせー!」
え? おしんこ盛り合わせ? 何? どうした!?
…と思ってると、別の誰かが、
「はいー、おしんこ盛り合わせ入りました~!」
え? だからおしんこがどうした!?
そこから、かけ声が「せーの」じゃなくなりました(・∀・)
「きんぴらー!」
「はいー、きんぴら入りました~~~!」
「わー、きんぴらだいすきー」
「食べた~い」
「なんとかかんとかのイチジクソース〜〜!」
「はいー、なんとかかんとかのイチジクソース、入りました~~」
「おお~~~~なにそれ~~~」
「すげ~~」
という感じで、田んぼの中はすっかりここは居酒屋か!?…という状態に。
どうやら、1人ずつ「せーの」の代わりに、お昼のポットラックで自分が持ってきたメニューを叫んでいるようです。
ブラウンズフィールドでのイベント参加するお楽しみの一つにお昼のポットラックがあるんですよね。
ポットラックというのは一品持ち寄りご飯です。
参加される方はマクロビな方が多いので、美味しい楽しいマクロビご飯を色々食べられるのも、このイベントならでは!
参加者の皆さんはいっぱい働いて疲れてきてるし、お昼前でお腹もグーグー鳴っています。
そこで次々に食べ物を連呼して、お互いを鼓舞するというのはなかなかいい作戦でした。
色んなメニューを頭に思い描くことで、田植えをがんばるパワーが湧いてくるんですよね。
まあ端から見たら、
田んぼで食べ物の名前を次々に大声で叫んでいる怪しい田植え集団…
ですけど。
そんな私も(普段だったら恥ずかしい…とかなっちゃうんですけど、疲れて半分ぐらい壊れてたのかもしれない)しっかり、
「なまはるまきぃーーーーー」
と、叫んできました。
楽しかったです💕
つづく。