30代からの英語学習が急激に難しくなる理由ってさ・・・
やあ、まさぽんざんすよ。
普段は英会話の伝道師をやっているよ。
このnoteでさ、10代向け、20代向けのそれぞれの英語学習について語ったことがあるんだけど、まあ意図的に30代以降については省いてきたんだよね。
【参考記事】━━━━━━━━━━━━━★
🍎 10代はこうやって英語を学ぼう
🍊 20代は英語学習でココに気を付けてね
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なんでかっていったら、30代以降には気軽にため口きけないからってのもあるけど、それ以外にもいろいろと理由があるのだ。
まあこのnoteは主に10~20代(つまりぼくよりも年下)に向けて文章を書いているから、きみが30代以降になったと仮定してこの先を読んでみてくれ。
💎 30代以降の英語学習は遅い説は単なる言い訳
よくさ、30代から英語をやり直しても、今更遅いって話を聞くよね。
おそらくだけど、「30代から英語なんかやってももう遅すぎるよ~!諦めて平凡な日常の守りに走った方がいいよ~👪」って言葉を、心のどこかで望んでいる人達がいるんだわ。
人って本来、超グータラな生き物で、できるだけラクをしたいって思ってる。それがぼくらの本能。これを前提に考えて欲しい。
努力とか勉強とかってさ、ダルイじゃん。
できれば努力も勉強もせずに、毎日ラクをして、それが許される人生であってほしいって思ってる人はいっぱいいるのよ。
言い換えれば、努力しないで済むような「言い訳」を、誰かに与えて欲しいって思ってる人が多い。
それが30代以降の人達の場合、「英語を頑張りたい」「英語を極めてペラペラになりたい」とは思っているものの、潜在意識下では「グータラしたい」って考えていたりする人もいる。
そんな人たちにとってはさ、「英語なんか今からやってもムダムダ!もう遅いよ✋」って誰かに言ってもらえた方が、実は "うれしい" んだ。
なんでかって???
英語の勉強をやらなくて済むからさ。
だって考えてもみてくれよ。
うちらが小学校とか中学校の頃は、毎日毎日学校に朝から夕方まで通って、半ば強制的に勉強をしなくちゃならなかったわけじゃん。
あの頃は大変だったぜ。
なんせ自由が一切効かないからな。
自分勝手な行動をすると即座にペナルティが飛ぶ。
授業中に万が一寝ようもんなら、先公から名指しで怒られてチョークブン投げられたりとか、両手持ってバケツに立たされたりとか、いろんな罰が待ち受けてたわけよ(ちょっと大袈裟かな)。
つまり、小学生や中学生にとって、学校の授業は「出席必須」であり、英語の勉強も「しなくてはならないモノ」だったわけ。
でも、大人になってからの勉強って、基本は任意でしょ。
やってもやらなくても個人の自由。
だったら、自分の意思で英語を頑張り続けるって、けっこう大変なわけよ。
ぼくみたいに「英語が好きでやってる」タイプは続けられるけど、その境地に達するまでは、なかなかしんどい経験もあるから、時には辛く苦しい課題に耐えて乗り越えて、レベルアップを果たさなければならない。
もうマジで辛い、やりたくない、やめたいって思った時に、どこからともなく「30代以降は英語やっても伸びないから、やめちまえよ👄」って言葉が聞こえてくると、一種の安堵感を得られるってわけだ。
本当は違うのですよ。
本当は、頑張って苦行に耐えて試練を乗り越えれば、30代だろうが40代だろうが誰でもレベルアップを果たせるし英語を極められるんだけど、その苦痛を一人で引き受けるのが皆、嫌なんだ。
義務教育だったら、もう辛かろうが眠かろうが勉強はやらなきゃいけないんで、「10代から英語を始めてももう遅いよ^^」なんていうヤツは皆無だけど、実際のところは10代も20代も30代も脳の機能にさして違いはない。
だから、言い訳なんよ。
「30代から英語やっても伸びないからやらない」なんてのは。
💎 英語は元々デキる奴のが有利
きみが中学生の頃、英語が得意な生徒と、苦手な生徒がいたはずだ。
英語がデキる生徒は優越感に満たされてモチベーション上がりっ放しだし、先生にも褒められるしクラスメイトにも優秀扱いされるから、英語の勉強なんてぜんぜん苦にならない。
でも、英語が「デキない側」の生徒はその逆。
毎日を劣等感に満たされてモチベーション下がりっ放しで、いくら努力しても誰からも褒められないしクラスメイトにも落ちこぼれ扱いされて、授業に必死に着いて行こうとしてもムリだからひたすら「挫折感」を味わうのだ。
ぶっちゃけこれはかなりの苦痛だと思う。しんどいよな。
まあぼくは中学生の頃、英語が「デキる側」だったから、「英語苦手組」がどういう気持ちで学校に通っていたかは、ぶっちゃけよくわからない。
しかし、デキる側とデキない側の心理的プレッシャーの度合いがどれくらい違うかっていうのは、だいたい分かっているつもりだ。
なんでかって、ぼくは大学受験で「デキない側」の心情をひたすら味わった経験があるからね。詳しくは「英会話の伝道師 プロフィール」で検索してください。
中坊の頃はそれなりに優等生だったけど、高校以降は劣等生だったんよ。
つまりぼくは、「デキる側」と「デキない側」の両方の経験をしているタイプなので、両者の心理的状態の違いがハッキリと分かるってことだ。
その経験を持って言わせてもらえば、英語に限らず勉強なんてデキる奴ほど有利だし、モチベーションも高まるし、周りからの余計な邪魔もされないし、どんどん環境が整っていくってわけ。
新約聖書にもこう書いてある。
「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られる」
つまり、英語は元々デキる奴の方が圧倒的に有利ってことやねw
でも、心配する必要はない。
きみにはぼくという強力なサポーターがついている。
きみが今、英語に苦手意識を持っているならば、一刻も早く、苦手な状態を脱却し、「英語がデキる側」にならなければならないのだ。
最初が一番、辛く厳しいぜ。
だからぼくはそんな英語初心者たちを、できるだけムリなく努力できるように、サポートするための活動をしている。
💎 30代以降の英語学習者向けの勉強法
まあこれまでの流れを読んでもらえば分かると思うのだけど、英語学習って「〇〇才以降はどうの」ってよりは「普段どのくらいやってるか」が重要なんだよね。
普段から英語に大量の時間を割きまくってる「英語ガチ勢」なら、別に初心者だろうが30代以降だろうが、フツーに英語力はグングン伸ばせる。
ただ、1つだけ注意点。
幼稚園児や小学生と同じように、「やればやるほど単純に英語力が伸びていく」とは思わない方が良い。
きみはもうオトナなのだから、子供向けの英語学習はしちゃダメなんよ。
オトナとコドモでは、脳の性質からして違うからね。
コドモ脳は見たまま聞いたままを覚えて使うことができるけど、オトナ脳は「理解」しないとなかなか物事を覚えることができない 。
つまり、英語を学びたいのであれば、英語の「構造」をしっかり把握して、その「ルール」を1つ1つ理解しながら「法則性」を導き出す訓練が必須なのだ。
これを巷では「演繹的(えんえきてき)学習」と言ったりもする。
まあ難しい言葉を使ってもしゃあないから、シンプルに説明するけど、オトナの英語学習法は、「構造・ルール・法則性」を「理解」するための勉強が不可欠になるので、それを覚えておいて欲しい。
ちなみにそれらを実現するのが「英文法」の学習である。
「英文法」を真剣に取り組むことで、オトナ向けに知識を習得できるから、ぜひ今から少しずつでもやってみると良いよ。
まあそれ以前に、勉強習慣を確立することから始めた方がいいかもね。
なんたって、日本の社会人の1日の平均勉強時間はたったの6分しかない。
この「6分」という極度に短い勉強時間を、なるべく増やしていくのが多くの人にとっての最初の課題になると思う。
勉強を当たり前にやり続けるという習慣を、きみの脳内に植え付けて欲しいんだ。
モチベーションは主に「潜在意識」から湧き上がってくるから、それを変えるにはそれなりに長い期間が必要になる。
一応の目安としては、勉強習慣をつけるなら1ヶ月、運動習慣なら3ヶ月、マインドを変えるには6ヶ月ほどかかると言われている。
まずは1ヶ月間。
とりあえず1日15分だけでも良いので、まずは最初の1ヶ月間、必ず1日のどこかで「必ず」英語に取り組む習慣をつけよう。
もちろん1日15分を1ヶ月だけで英語ペラペラになんてならないけど、少なくとも「英語の勉強習慣」はコレで身に付くから。これは意外とデカイぜ。
その後のことは、また戦略を練ろう。
ちなみにコレは最新の科学的研究なんだけど、ぼくら人間は、大人になってからも、脳細胞は増え続けるらしいよ。
記憶力も高まり続けるし、学習能力も高まり続ける。そして30代以降は人生経験から学んだ知恵も豊富だから、勉強家としてはまさに無敵だ。
だから「30代以降は英語なんかやってもムダムダ」みたいな俗説は、金輪際、きみの頭の中から取り去ってくれ。そーゆー邪念は成功のためには一切不要だ。今すぐゴミ箱の中に火炎瓶と一緒に放り投げて燃やし尽くそう🔥
まあ、細かい勉強法に関する注意事項は多々あるので言いたいのもやまやまだけど、今日はちょっと文章が長くなっちゃったんでこのへんにしておくね。
またお会いしよう❗
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ばいばいきん👋
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