THINK AGAINを読む
アダムグラントのTHINK AGAINを読んでいる。
色々な例やデータを交えて、自分の信念や思考パターンをもう一度「再考」しようと言う本だ。
僕がこの本で印象的だったのは、「脳の処理速度」と「思考の柔軟性」の関係だった。
脳の処理速度が速いからと言って、柔軟な思考の持ち主だとは限らないということだ。
知能指数が高いことはパターンを早く認識する事とで、違う側面で言えば、既成概念にとらわれやすいということでもあると書いてあった。
なるほど、僕は頭の処理速度はそれほど高くないので少し希望があった。
「無知の知」こそ英知。
うーん、でもそれって…
読めば読むほど、データや例によって示されるのは古典的な哲学や仏教的な結論だと思った。
アダムグラントさんは、バリバリのビジネス畑の人、そういう人が哲学や宗教の古典的な結論に至ったのが面白い。
逆に、まだまだ西洋人は頭と身体の繋がりを軽視してるなと思った。
自省するなら散歩しながらじゃないと難しい。
身体を動かしながら考えた方が上手くいく場合が多いetc.....
なんて事を考えながら読み進みました。
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