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これからのマーケティングとかブランディングの全てがわかる一冊

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小売の未来

【学びたいこと】
明日からのマーケティングレベルを爆上げする

【概要】
ポストコロナで小売りをどう再構築するか?
コミュニティの中心地や町の広場のような存在6
売り場面積あたりの体験内容7

ブランドと売り方のこれから
新しい、未知のことを学ぶと読書ならではの体験が学べる一冊

現在のその先を見据え、社会や行動のおぼろげな変化を見つけ出す。34

◉結論
◆すべての企業は「体験企業」である296
定義:体験とはコンテンツである298
エンターテインメント、遊び
体験価値を磨け
すべての企業に言えること

卓越した体験の6要素
1.サプライズがあること
中国のFreshippoではQRで生産者・流通経路が見えるだけではなく
それが自動でスタッフがピックアップしてくれたり
店内で調理してくれたりまでする
2.独自性があること
日本の文喫では、入場料を取り、ギャラリー的な運営をしている
入場料は1500円かかるが1日中入れて
3万冊以上の本が読めること
コーヒー、緑茶が飲み放題であること
赤い色の本をまとめたコーナーがあったりする
店内で宝探しができたりもする
3.個別対応
個別対応を強く実感すると、予定外の商品を買ってしまう確率は2・1倍になる304
カスタマイズ、リアルタイムのきめ細かな対応
4.親密度
五感に訴える特別な体験を  

五感に訴える要素が多いほど、長期記憶されやすくなる。307
カナダのアウトドアブランドのカナダグースでは、
氷原を模した通路、旅の語り部によるスペースのガイド役
極限体験を擬似体験できたりする
体験を経ると、スタッフがオーダーメイドの対応をしてくれる。307

5.再現性
上記を他のスタッフがしても再現できることと
各スタッフの専門性の追求309

6.コミュニティとしての集える・集いたくなる機能

◆ニューリテールで勝てなければニューメディアで戦え310
◉ショッパブルコンテンツ=買い物ができる記事 インスタショッピング・プロモート318
コンテンツづくり311
人々が望むコンテンツ、楽しみたいと思えるコンテンツ313

◆あなたの店をメディアに変えろ320
店舗=コンテンツ作成のスタジオ→EC SNS コンテンツ
店舗=コンセプトストア341

★★★メディアは新たな店である。店である以上、購入可能でなければならない。320
2人の作るコンテンツは決して作品と呼べるほど価値が高いものではない。単に面白くて個性的だというだけである。327

◆パンデミック後のHERO396
Humanity 謙虚さ
Empathy 共感力
Resilience立ち直りの速さ
Openness 寛大さ398

2019年の著者:
アートと小売の共通点の本を書こうしていた
2019年は忘れているが最悪な年だった21


★★★
「美しい身体は朽ち果てるとも、
芸術作品は死なず。」〜ダヴィンチ295
「何があろうと再起せねばならぬ。
大きな自信喪失のなかで投げ捨てた鉛筆を拾い上げ、
自分の絵を描き続けるのだ。」〜ゴッホ227
究極の選択「怪物たちに追随するか、自立独立路線を進むか」221
独自の魅力あるストーリーを書き上げることが、最初の仕事なのである。367
”ショー”に誘導するのだ。372
うつむきがちの顔を上げ、地平線のかなたに視線を向けなければならない。37
エンターテインメント集団のシルクドソレイユが新たなショーを企画する場合、最初に話し合うのは、会場テントのサイズや色ではないはずだ。367


◆リテール戦略 対策
◉理屈ではなく感性で選ばれるブランドへ
顧客からの深い「忠誠」229
ブランド:顧客が何かを手取り早く表現する手段
あなたのブランドが答えだとしたら、元の問いかけは何か?

顧客が迷うことなく「それなら、あのブランド(または店)だよ」と明快にあなたのブランド名を挙げてくれるのは、いったい顧客のどのような問いかけなのか。232

トイザらス:どこに行けば玩具が買えるの?という問いに答えを出しています
キャンプ:今日は何しようか?なに答えている
スターバックスのあそび版255
「なぜ、あなたのブランドが必要とされるのか」
「顧客の暮らしにどのような価値を与えるのか」231
Amazonが潤沢な資金にいつでも手が届くというのなら、こちらは
→それを上回るほどの潤沢な独創性を用意しようではないか
アリババが想像を絶するほどのテクノロジー予算を抱えているというのなら、
→独自のエレガントなデザインを前面に押し出そうではないか。
ウォルマートが膨大な構造化データや非構造化データを解析しているというのはら
→自らの現場で顧客と直接触れ合い、顧客をとことん知り尽くし、本当の意味での「顧客通」となってやろうではないか。
京東がサプライチェーンを駆使してずば抜けた力を発揮しているというのなら

こちらは誰からも愛される魅力的なバリューチェーンを構築し、ビジネスの中心に顧客を置いて勝利を掴むしかない。228

◆消費者が抱いている10の問いかけ=ブランド像を一種の人格に見立てて表現したもの234
下記10個から1つモデルを絞り1つを磨き上げるべき
1.ストーリーテラー型
消費者の問いかけ「自分を奮い立たせてくれるブランドはどれ?」
 自分を奮い立たせてくれるストーリーがあるブランド
2.活動型
消費者の問いかけ「自分の価値観と一致するブランドはどれ?」241
SDGs
パタゴニアの「Don’t buy this jucket」の広告
パタゴニア=活動家としての小売業245
3.流行仕掛け人型
消費者の問いかけ「新しくてクールなものは、どこに行けば手に入る?」247
4.アーティスト型
消費者の問いかけ「一番充実した体験が味わえるのはどこ?」254

まずはストーリーを書きます。いつも体験をデザインするときはそうです。257

5.透視能力者型
消費者の問いかけ「自分のことを一番理解してくれているのは誰?」262
Amazon
うまくいった場合のZOZO
6.コンシェルジュ型
消費者の問いかけ「最高級のサービスはどこで受けられるの?」
コストコ
ノードストローム
7.賢者型
消費者と問いかけ「一番いい助言がもらえるのはどこ?」271
身近だとベストカメラ、KINS
8.エンジニア型
消費者の問いかけ「最高に作り込まれた商品はどこで手に入るの?」276
ダイソン、個人的にアップル、アップルはここにアーティスト型、ストーリーテラー型などが含まれている
9.門番型
消費者の問いかけ「必要な商品はどこで手に入るの?」280
googleかな
10.背教型
消費者の問いかけ「この商品が欲しけれど、もっと買いやすくしてくれるのは誰?」284
CARVANAの中古車自動販売機という体験
購入後の7日間保証
◆ブランドに新しい価値を生み出す4つの領域
ここから2つ選んでブラッシュアップ
1カルチャー288
2エンターテインメント290
3ノウハウ
4商品291

◆価値観の変化 死の顕現化60
自尊心と帰属意識 69
◉見た目や考え方が近い物同士とか、国籍・宗教・政治的信条などが同じもの同士で一緒にいたいという欲求が刺激される
◉消費者は、自尊心や価値観を自分なりに肯定する製品やサービス、体験を求めるのだ。67
◉安心感と気休めを求める心62
→スポーツチームへの興味65
死を意識した人は、大衆迎合型のカリスマ性のあるリーダーを好むようになる
自然界や動物界にあまり価値を置かなくなる

オフライン:貴重な時間を割いてまでも足を運んでもらうほど価値ある機会123
オンライン:作品化

◉ライブ体験
感動に満ちた高揚感114
◉オンラインコミュニケーション
従来より頻繁で継続的なコミュニケーション117
◉現実世界ならではの音や匂い、新体制121

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