2024もファッショントレンドは試合帰り1
前回まで、ライブラリアンコアについて、また、ライブラリアンコアについての、現時点での私の考え方について述べました。
今回から、ブロークコアにします。
ブロークコアとは
ブロークコアとは、ブローク+コア。
サッカーのサポーターの服が、オシャレである。
極めて端的に言うと、それがブロークコアです。
ブローク(Bloke)とはイギリス英語の俗語で、「奴(やつ)」もしくは「野郎」。
あの野郎、のようなマイナスの文脈に限った話でなく、良い奴をgood blokeと言うそうです。
そのブロークに、ノームコア(normcore)のコアを足したのがブロークコア(blokecore)。
イギリス人男性の、サッカーのサポーターが語源なんです。
ブロークコアの広がり
語源はともかく、女子W杯2023の開催及び報道も影響して、ブロークコアが広がりました。
ファッショントレンドは、常に女性からです。
ブラジル代表やアルゼンチン代表のユニフォームさえも上手く着こなすオシャレ女子、というのが出てきてから、ブロークコア、と呼ばれ始めたと、私は見ています。
現在は、各国の代表のユニフォームのみならず、トラックスーツにまで広がっています。
トラックスーツ、と言えばオシャレに聞こえますが、所謂ジャージです。
サッカーのサポーターの服が、オシャレである。
あるのだ!
オシャレ星人でない凡人は、「そうなんだ」と、知ってはおきましょう。
着るかどうかは別です。
スポーツミックスと何が違うか
では、ブロークコアは、スポーツミックスと何が違うのか。
スポーツミックスは、上下どちらかをジャージにするミックススタイルです。
ブロークコアは、ミックスでなくても良い。
上下ジャージでもブロークコアになるのです。
白色や水色のカジュアルシャツを合わせていく、というようなことさえ要らない、という意味で、すぐに出来ます。
ジャージの下にはサッカーのユニフォームを着ていれば良いのですから。
試合帰りの人だと思われるか、オシャレの最先端だと思われるかは、流行り具合によるでしょう。
日本では若年層のみに見られていますが、幅広く広がるかどうかは、今年と来年次第でしょう。
着たい服を着たいように着ればいい
強調しておきますが、着るかどうかは別です。
局所的な流行だと、自分が思えば着なくて良い。
大規模な流行だと、自分が思えば着ても良い。
自分の服は、自分で決める。
他人が決めて良いものではないのです。
テイカーやフレネミーが口出ししてくるでしょうけれども、「知るかよ」と言いましょう。
私は着たり着なかったりしています。
アスレジャーやスポーツミックスが流行っていたので、これだけ流行っていたら俺もいいだろ、とジャージにも踏み出しました。
私は踏み出してから、ブロークコアを概念として知ったので、驚いたのですけれども。
着たい服を着たいように着れば良いと思います。
リンク
ブロークコアについてはこちら。
進化形ブロークコアについてはこちら。