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「寒冷順化」しているはずの2月の辛さは「寒暖差疲労」

前回、寒冷順化について述べました。

今年は11月の大半が夏だったため、私を含めて、12月がきつかった人は多いと思います。

私は年末年始で寒冷順化しているため、1月下旬にきついことはありません。

しかしながら、2月でもきついもんはきついという人はいますね。

その原因は寒冷順化出来ていないことではなく、「寒暖差疲労」ではないでしょうか。

今回は寒暖差疲労について述べます。

寒暖差疲労とは

寒暖差疲労について詳しく述べられているのが、以下のニュースです。

上記リンクより筆者引用。
上記リンクは2025年1月24日(金) 10:19である。

(愛知医科大学 佐藤純医師)
「寒暖差疲労は(一日の)気温差が7℃以上だと起こりやすい」

上記リンクより筆者引用。

(愛知医科大学 佐藤純医師)
「寒暖差疲労によくあるのは、全身の倦怠感とか冷え性、頭痛、肩こり首こり、便秘とか下痢とか。イライラや不安などの精神症状が出る場合もあります」

同上。

(愛知医科大 佐藤純医師)
「ことしは、この4、5日は妙に暖かくなってしまって、寒冷順化(寒さに順応)できたところに、また暖かい空気が入ってきたので、体が疲れてしまっている」

同上。「この4、5日」とは今週の月曜からのこと。

佐藤純さんが愛知医科大学であるため、上記では愛知県が事例とされていますが、愛知県以外でもここ数日は、全国的に3月並みのところが多かったです。

寒冷順化自体は出来ていても、寒冷順化が出来たところに季節外れの3月並みの陽気が来ると、体が疲れてしまうということです。

2月以降も辛い人が出てきそう

寒暖差疲労は今週に限った話ではありません。
来月以降にも似た症状の人が出そうです。

(愛知医科大学 佐藤純医師)
「寒暖差疲労は(一日の)気温差が7℃以上だと起こりやすい」

上記リンクより筆者再引用。

気温差が7℃以上の日は続くからです。

上記より筆者引用。
同上。

全国的に広い範囲で寒暖差が見られます。
(お住まいの地域に注目してください。)

また寒さが戻ることに注目しがちになりますが、寒暖差が激しいことに注目です。

「朝の冷え込みから一転」という日があるということが重要です。

どうすれば良いか

どうすれば良いか。
佐藤純さんが挙げる対策は2つです。

「寒暖差疲労」対策①:耳の周りをホットタオルで温める

耳の周りをホットタオルで温めることで、自律神経を整えることができるといいます。

上記リンクより筆者引用。

「寒暖差疲労」対策②:約40℃のお湯に20分ほどつかる

約40℃のお湯に20分ほどじっくりつかって、体を芯から温めることも重要とのこと。

同上。

表面積の多い耳を温めること。
深部体温を温めておくこと。

どちらも合理的であると思います。
昼間の気温が3月並みであろうと、朝晩の寒さには対策をしておくことが重要なのでしょう。

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