「寒冷順化」しているはずの2月の辛さは「寒暖差疲労」
前回、寒冷順化について述べました。
今年は11月の大半が夏だったため、私を含めて、12月がきつかった人は多いと思います。
私は年末年始で寒冷順化しているため、1月下旬にきついことはありません。
しかしながら、2月でもきついもんはきついという人はいますね。
その原因は寒冷順化出来ていないことではなく、「寒暖差疲労」ではないでしょうか。
今回は寒暖差疲労について述べます。
寒暖差疲労とは
寒暖差疲労について詳しく述べられているのが、以下のニュースです。
佐藤純さんが愛知医科大学であるため、上記では愛知県が事例とされていますが、愛知県以外でもここ数日は、全国的に3月並みのところが多かったです。
寒冷順化自体は出来ていても、寒冷順化が出来たところに季節外れの3月並みの陽気が来ると、体が疲れてしまうということです。
2月以降も辛い人が出てきそう
寒暖差疲労は今週に限った話ではありません。
来月以降にも似た症状の人が出そうです。
気温差が7℃以上の日は続くからです。
全国的に広い範囲で寒暖差が見られます。
(お住まいの地域に注目してください。)
また寒さが戻ることに注目しがちになりますが、寒暖差が激しいことに注目です。
「朝の冷え込みから一転」という日があるということが重要です。
どうすれば良いか
どうすれば良いか。
佐藤純さんが挙げる対策は2つです。
表面積の多い耳を温めること。
深部体温を温めておくこと。
どちらも合理的であると思います。
昼間の気温が3月並みであろうと、朝晩の寒さには対策をしておくことが重要なのでしょう。