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オンライン甘酒ワークショップを終えて

過日、オンラインにて甘酒ワークショップを行った。

インストラクターの練習である。
参加された方々は、無添加生活を送る方や自身で甘酒を作っている方など、
甘酒に興味がある方ばかりだった。

オンラインでのコミュニティーがあり、
「初めまして」の緊張もなく、落ち着いてやることができた。


感想。


やってみないとわからない。


まさおはほぼ毎日甘酒を作り、毎朝甘酒を飲んでいる。

作り方やレシピを見ることなく、からだが覚えた感覚でやることも多い。


生活の中になくてはならず、
毎日の歯ブラシのように、習慣化し、
久しぶりに自転車に乗っても転ぶことがないような、からだが覚えている。


毎日やっているからこそ、習慣化している。


なんの疑問を持たずにつくるため、


玄米麹ではどうか?

スーパーに売っている麹は?

乾燥麹でも同じ美味しさになるの?


思ってもいなかった質問を多くいただいた。


まるみ麹さんの麹を使って美味しいということをからだで感じている。

そのため、他の麹を試してみようとしなかった。


なぜか、


からだと心が心地よいから。


美味しいと思うなら続けることができる。


それを変えてまで他の麹に浮気することが必要なのか?

と思ってしまった。


だが、

麹は種類豊富。


原料や作る地域、作り手によって味が異なる。


まるみ麹さんの麹が美味しいということはわかっている。

他の麹を試してみて、改めて気づく、
すばらしさを感じることができるのではないか。


変化を楽しんだ者が勝つ!

人は変化を嫌う。

現状に満足して、心地よさを優先して、将来の大きな可能性を
自ら潰してしまうこともあるだろう。


まさおもこれまでは嫌いだった。

変化に対応するにも体力が必要で、考えて行動しなくてはならない。

そして、失敗するのが怖い。


やらないよりやった方がよい。

と思って始めた麹のある暮らし。


今やまさおにとってなくてはならないかけがえのないもの。


大きく変わったのは日常の中で麹の話が出てくることだ。

この料理には塩麹かな?
少し醤油麹入れてみる?
甘酒がもう少ないよ!


どうですか?

一般家庭には決してない会話。

変わっているでしょ!
うらやましいでしょうか?


だけど、これこそ「幸せの循環」


まさおは「いま」がとても幸せ。

麹にであって、関わる人が変わり、時間の過ごし方が変わり、人生が変わった。


子どもは忘れるかもしれないし、普通の家庭ではない。


それがよいこと。
とまさお夫婦はしみじみ思う。


変化が好きに変わった。


考えるな、感じろ。

麹に関わる方々は優しい、心がきれい。


まさおの独断と偏見。

先人達の叡智の結晶が、いま私たちの目の前にある。
そして、発酵が完了するまで時間がかかる。

この時間をどうするか。


麹を毎日混ぜていると愛着がわいてくる。

麹は生きている。ということを感じさせてくれる。


この時間だけはだれにも邪魔されたくない。


わたしと糀との貴重な会話。


糀に触れ合っていると心が「浄化」される。
とまでは言い切れないが、そう感じさせてくれる。

うまく言語化できないが、
糀がそうさせているのか。
糀に関わる人が元々持っている優しさなのか。



糀に恋をして、一生、愛情をもっていられる。
糀と婚姻関係にあるような。


とても考えられない。
だが、そう感じる。



このオンラインでも、緊張したが、
幸せな時間が流れていた。


心地よい。

時間があっという間に過ぎてしまった。



そして、もっとも感じられたのが、


楽しいは伝わる。


対面のレッスンとは異なり、参加者の方の細かい表情や雰囲気などを
感じることができない。

ましてや、まさおの手捌き、雰囲気なども感じることができない。


顔の表情だけで伝える難しさを感じられるとともに、
必死に楽しいを伝えなくても、

その言葉使いや表情ににじみでていることがわかった。



それはまさお自身が楽しかった。


このドキドキとワクワクはたまらない。

これが30歳にもなって感じることができるのは、
本当に有り難いこと。



自らも幸せな時間を過ごすことができているなら、
参加してくれている方々にも楽しいを伝えられていると感じる。


このオンラインでしか感じることができなかったことを
対面にも活かしていく。


そして
楽しい時間を過ごせるように、
「幸せの循環」を広げていきたい。




おっと。甘酒ができた。
今日はこのあたりで。有り難うございます。

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